第38回 イトラコナゾール睡眠薬混入事件、SNSの医師コメントが更なるリスクを生み出す? 最終更新:2020/12/25 小林化工が製造した抗真菌薬に睡眠薬が混入する前代未聞の事件が起こりました。これにSNS上ではさまざまな人が見解を発信。村上氏は表現を間違えると誤解を生むこと、医療者の影響力に潜む危険性を訴えます。
第37回 差別・偏見問題から「マスク警察」の思考を考える 最終更新:2020/12/18 皆さんは「マスク警察」に遭遇したことはありますか?皮膚がかぶれやすい村上氏は社会的距離が保てる場所、しゃべらない場面ではマスクを着用しないのですが、なぜか注意されたことがないのだとか。それは一体…?
第36回 無罪のままのディオバン事件関係者、これからの行方は? 最終更新:2020/12/11 医療界のみならず世間をもにぎわした「ディオバン事件」。一審、二審と無罪となり東京高検が最高裁に上告したものの、あれから2年が経過しました。なぜ、判断が下らないのか、村上氏が当時の判決を振り返ります。
第35回 メディアも市民も「新型コロナに有効」研究の餌食に過ぎない? 最終更新:2020/12/04 新型コロナの感染対策が八方塞がりになりつつある今、身近なものが“ウイルスに効く”となれば、誰だって興味を示しますよね?しかし、これが広告じみた報道になるとメディアが批判の対象に。では研究者の責任は?
第34回 「静かなマスク会食」前に正しいマスクの着脱法を身に付けよ 最終更新:2020/11/27 神奈川県知事が提唱し今では国もが推奨する「静かなマスク会食」。これをニューノーマルとして受け入れ、定着させることが正しいのでしょうか?真のニューノーマルとは非着用時を考えてこそなのかもしれません。
第33回 発症までに約20年の認知症、新たな治療薬を短期の臨床試験で判断すべき? 最終更新:2020/11/20 約20年かけて発症するといわれる認知症。この治療薬の評価を数年で終わらせ結論を出す既存方法や、65歳以上の約20%が発症するであろう病気の対策を一企業に任せっぱなしの国の方針に村上氏が思うこととは…。
第32回 P社の新型コロナワクチン報道、企業の発信内容は適切だった? 最終更新:2020/11/13 ファイザー社は新型コロナウイルス感染症ワクチン第III相試験での成績を中間報告。これにメディアが飛び付くと、「過剰に期待をあおるな」という医療者の声も。このタイミングでの発表は必要だったのでしょうか?
第31回 ワクチン浸透のシナリオにインフルワクチン難民の出現は好機? 最終更新:2020/11/06 10月からインフルエンザワクチンの接種が高齢者などリスクの高い方を優先に開始するも、すでにワクチン難民が続出しているとか。しかし、この状況、裏を返せばワクチン推奨に絶好のチャンスかもしれません。
第30回 医師も知っておきたい、ニューノーマルで生き残りを賭ける製薬企業の活路とは 最終更新:2020/10/30 オンライン診療をはじめ医療業界でもニューノーマルが求められるコロナ禍の今、医療施設ばかりか製薬企業にも大きな課題が突き付けられています。今回は医療業界の行く末について、村上氏が独自見解を示します。
第29回 置いてきぼりの男性不妊、菅政権で具体化される? 最終更新:2020/10/23 菅首相の肝いり政策の1つである「不妊治療への保険適用」。不妊に苦しむカップルには朗報ですが、不妊の原因に男性不妊があることも忘れてはいけません。菅政権は“男のプライド”に踏み込めるのでしょうか?