第51回 経口アンドロゲン受容体抑制薬がCOVID-19万能薬に?/陰茎の世界標準 最終更新:2021/03/16 前立腺がん治療薬候補である経口アンドロゲン受容体抑制薬が、軽症者の入院減少および入院患者の死亡リスク減少効果を示した。世界の男性1万5千人のデータから導き出された陰茎の平均的な長さについての報告も。
第50回 COVID-19ワクチン接種後数日してからの皮膚反応 最終更新:2021/03/09 NEJM誌に3月3日、Moderna社のワクチン接種後数日経過してからの皮膚反応についての報告が掲載。他の皮膚感染症との混同を避け、冷静な対処を行うために、情報を整理します。
第49回 米国FDAの大忙しの週末~ネアンデルタール人から授かったCOVID-19防御 最終更新:2021/03/02 接種1回、冷凍保管不要なJ&Jのワクチンを緊急使用許可したほか、Pfizerのワクチンも保管温度の変更を許可。稀少疾患の新薬やスポーツ選手の脳を守る“首輪”など、FDAの最新承認事情をまとめてお届け。
第48回 コーヒーは血中脂質を増やす/イスラエル医療従事者のCOVID-19発症がワクチンで85%減少 最終更新:2021/02/23 数万例規模の研究でコーヒーと血中コレステロール上昇の関連が示されました。コレステロールを上げる成分カフェストールと“飲み方”の関係は?イスラエルからのコロナワクチンの効果に関する報告も。
第47回 COVID-19伝播の阻止や変異株への抗体反応をワクチンが助け、抗原検査が検診を一変しうる 最終更新:2021/02/16 ワクチン接種によりウイルス量が抑えられる可能性、既感染者はワクチン1回でも有用性がある可能性が報告されました。感染力のある陽性者の検出には、PCRより抗原検査が適しているかもしれないという報告も。
第46回 COVID-19ワクチンをほとんどが接種済みのイスラエル、高齢者の感染がおよそ半減 最終更新:2021/02/09 2月6日までに60歳以上の8割がファイザーのワクチンを2回接種済のイスラエル。感染者数の変化について、データが発表されはじめています。英国の医療従事者への接種後解析のデータと併せて紹介します。
第45回 南ア株にワクチンは確かに効き難く、先立つ感染も通用しなさそう/エボラ潜伏の恐れ 最終更新:2021/02/02 Modernaが南アフリカ変異株に対するワクチンの臨床試験開始を発表したのに続き、J&J、Novavaxも同変異株への有効性データを発表した。以前の感染歴も通用しない可能性が濃厚か?
第44回 南アの変異株は免疫をかわし、ワクチンは絶えず手入れが必要かもしれない~実際のワクチン効果 最終更新:2021/01/26 次々報告される変異株は、感染(あるいはワクチン)による抗体獲得をかわしうるのか?世界中から新たな報告が上がっています。またすでに人口の約25%が接種を終えたイスラエルから報告されたワクチンの効果とは?
第43回 ブラジルで広まるコロナ変異株P.1の再感染しやすさの検討が必要/去年の新発見を疑問視 最終更新:2021/01/19 日本でも確認された、ブラジルの新規変異株。感染拡大が深刻なアマゾン地域最大の都市マナウスでは、4人に3人が2020年10月時点で感染を経験したと推定され、集団免疫が達成されたかに見えました。しかし…?
第42回 南アの新型コロナウイルス変異株へのワクチン効果が心配されている/変異株はどう発生するのか 最終更新:2021/01/12 英国、南アに続き複数の変異株が報告されている。幸い英国と南アの変異株に共通のN501Y変異はワクチン効果を妨げないらしい。変異の違いや変異の過程を追う中で見えてきた変異株の”出どころ”候補とは?