第204回 アドレナリンを「打てない、打たない」医者たちを減らすには(前編) アナフィラキシーが呼吸器系の症状や循環器症状が単独で起こった場合は判断が難しい 最終更新:2024/03/20 2022年愛知県愛西市で、新型コロナワクチン接種後に女性が死亡した問題を取り上げた本コラムは、大きな反響を呼びました。本記事に関連し、日本アレルギー学会理事長・海老澤元宏氏へインタビューを行いました。
第203回 薬局薬剤師の反感を招いたかまいたち・山内氏の“失言”、国の制度をうまく使いこなせていない薬局、日本薬剤師会の不甲斐なさも背景に 最終更新:2024/03/13 お笑い芸人、かまいたちの山内 健司氏が、関西のテレビ番組で薬剤師軽視ともとれる発言をした、というニュースがありました。問題となった内容は薬剤師のつらいところを突いてもいて、なかなか興味深い一件です。
第202回 2024年診療報酬改定の内容決まる(後編) 「メリハリ」効かせ過ぎの敷地内薬局、調剤報酬激安化で患者数増加、逆に市中薬局離れ加速の可能性も 最終更新:2024/03/06 2024年診療報酬改定では、本コラムでもたびたび取り上げた「リフィル処方箋」「敷地内薬局」について見直しが行われています。詳しく見ていきましょう。
第201回 2024年診療報酬改定の内容決まる(前編) 武見厚労大臣の言う「メリハリ」ある改定とは? 最終更新:2024/02/28 診療報酬改定の詳細が明らかになりました。特定疾患療養管理料の対象疾患から糖尿病、脂質異常症、高血圧が除外されることが話題ですが、病院関係者はこれからの医療の姿を左右する「新たな入院料」に注目です。
第200回 脳神経外科の度重なる医療過誤を黙殺してきた京都第一赤十字病院、背後にまたまたあの医大の影(後編)派遣先の医局員の技術向上や医療安全には無頓着だった府立医大 最終更新:2024/02/21 京都第一赤十字病院が手術の説明や診療記録の取り扱いが不適切だったとして、保健所から行政指導を受けました。公益通報を行った元部長は過去の学会で自院の事故について発表し、注意喚起を行っていました。
第199回 脳神経外科の度重なる医療過誤を黙殺してきた京都第一赤十字病院、背後にまたまたあの医大の影(前編) 最終更新:2024/02/14 京都第一赤十字病院が手術の説明や診療記録の取り扱いが不適切だったとして、管轄の保健所から行政指導を受けました。背景には、これまでも事件絡みでたびたび名前が挙がる、あの医大の存在があるようです。
第198回 救急医を巡るパワハラ疑い、鳥取県立中央病院で起こったこととは 最終更新:2024/02/07 昨年末、鳥取県立中央病院が救急隊員からの特定行為の指示要請に応諾していなかった、との報道がありました。問題とされた医師の一人はテレビ番組で特集されたこともあり、救急医の世界に衝撃を与えています。
第197回 強引過ぎる零売薬局規制とやる気のないスイッチラグ対策で実感する厚労省の守旧派ぶり、GLP-1ダイエット処方規制の方が最優先では? 最終更新:2024/01/31 厚正労働省は「処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売」、すなわち零売の規制を強める方針を打ち出しました。しかし、流通規制の風穴となる零売より先に、早く規制すべき問題があるのではないでしょうか?
第196回 「医師の働き方改革」本格実施直前、大学病院勤務医、教育・研究の「研鑽」は労働に該当と厚労省が通知で明示 最終更新:2024/01/24 「医師の働き方改革」の本格実施を直前に控え、勤務医の「労働時間」と「自己研鑽」の線引きに関する議論が沸き起こっています。これに対し、1月15日に厚労省が通知を出し、対応を図っています。
第195回 ALS患者嘱託殺人、主犯とされる医師の裁判員裁判始まる、被告は「願いをかなえるためにやった」と証言 最終更新:2024/01/17 5年前、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者を依頼を受けて殺害したなどとして嘱託殺人などの罪に問われた医師。今月に入ってその裁判員裁判がはじまりました。