第184回 線虫がん検査『N-NOSE』、検査精度の疑惑が再燃、日本核医学会の中にあるPET核医学分科会・PETがん検診ワーキンググループが本格調査へ 最終更新:2023/10/25 TVCMでもおなじみの線虫がん検査「N-NOSE」の検査疑惑を、ある週刊誌がすっぱ抜いてから約2年がたちました。今度は日本核医学会の分科会がその精度を疑い、検証のために立ち上がりました。
第183回 アイン、「敷地内薬局」入札妨害事件が問うもの(後編) 近い将来、病院の薬剤部は給食同様に外部委託に向かう? 最終更新:2023/10/18 病院の敷地内薬局の入札を巡る競売入札妨害事件から、これから進むであろう、敷地内薬局を巡る再編の動きについて考えてみます。
第182回 アイン、「敷地内薬局」入札妨害事件が問うもの(前編) 2016年解禁以降、出店攻勢続ける調剤チェーン、規模拡大の先には何が? 最終更新:2023/10/11 札幌で調剤大手の社長ら3人が、病院の敷地内薬局の入札を巡る競売入札妨害の罪で逮捕、起訴されました。この事件の裏には、調剤報酬を中心とした、制度変更を巡るあれこれがあるようです。
第181回 大学病院への“甘さ”感じる文科省「今後の医学教育の在り方に関する検討会」中間取りまとめ、“暴走”する大学病院への歯止めは? 最終更新:2023/10/04 医師の働き方改革に向け、文科省は議論してきた大学病院改革に向けた「中間取りまとめ」を大筋了承しました。この取りまとめ、大仰な言葉が並ぶものの内容は総花的で、大学病院への切り込みが少々甘い印象です。
第180回 宮城の病院でレジオネラ症集団感染、病院利用がない地域住民への感染はなぜ起こった? 最終更新:2023/09/27 7月、宮城県の病院でレジオネラ症集団感染が発覚しました。その後の調べで病院利用者だけではなく、病院利用がない地域住民にも感染が広がっていたことがわかりました。どうしてそんなことが起きたのでしょうか?
第179回 驚きの新閣僚人事、武見厚労相は日医には大きな誤算?“ケンカ太郎”の息子が日医とケンカをする日 最終更新:2023/09/20 9月13日に発足した第2次岸田第2次改造内閣。日本医師連盟の支援を受けてきた武見敬三氏が厚生労働大臣という要職に起用されたことに、驚きの声が上がっています。
第178回 「令和の米騒動」と神戸・甲南医療センター専攻医過労自殺・労災認定で感じた共通の”病根”(後編)多くの業務が自己研鑽扱いの同病院指針の中身 最終更新:2023/09/13 神戸市東灘区の甲南医療センターで専攻医が自殺し、労基署が労災認定しました。続報を伝える週刊誌には、病院側の労働時間に関するルールをまとめた”ブラック”なマニュアルが掲載されています。
第177回 「令和の米騒動」と神戸・甲南医療センター専攻医自殺・労災認定で感じた共通する“病根”(前編) 最終更新:2023/09/06 神戸市東灘区の甲南医療センターで専攻医が自殺し、労基署は過労によるものと労災認定しました。変われない指導者層に疲弊していく若手、という構図は最下位に低迷するあのプロ野球チームにも共通しているようです。
第176回 虫垂がんを宣告されたある医師の決断(後編) 田舎の親の病医院を継ぎたくない勤務医にも参考になる「中小病院が生き残るための20箇条」 最終更新:2023/08/30 東 謙二氏の新著、『続“虎”の病院経営日記 コバンザメ医療経営を超えて』に掲載されている、「中小病院が生き残るための20箇条」を紹介します。
第175回 進行虫垂がんを宣告されたある医師の決断(前編) 医師になった子への医業継承を念頭にまず取り組んだこと 最終更新:2023/08/23 今年3月、興味深い医療経営書が出版されました。がん宣告を受けた医師がどう宣告を受け止め、経営する病院の承継を考えどう動いたのか。医療者に参考になる部分も多いと感じたので、今回はこの本を紹介します。