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「iNPH診療による介護費用削減の研究」結果発表

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニーは8日、洛和会音羽病院正常圧水頭症センター所長 石川正恒氏と共同で『特発性正常圧水頭症(iNPH)』(以下、iNPH)診療における介護保険の削減額を試算したところ、対象患者100名の介護保険の利用額が支給限度額であった場合、削減額は1億4,762万円となり、有病率で試算すると5年間で約4,576億円削減の可能性を見込めることがわかったと報告した。

DSソフトで症候診断力を高めよう!

メディカ出版では、医療従事者向け任天堂DSソフト『症候診断トレーニングDS』を12月中旬に発売する予定だ。現在予約受付中で、制作委員会にはケアネットでおなじみの医師、中島 伸氏(独立行政法人 国立病院機構大阪医療センター)が企画発案し、池田 正行氏(長崎大学 医歯薬学総合研究科)、金井 伸行氏(医療法人社団 淀さんせん会 金井病院)、前野 哲博氏(筑波大学大学院 人間総合科学研究科)も参画している。

かぜ薬購入時のビジネスパーソンと薬剤師のコミュニケーションの実態とは・・・

グラクソ・スミスクライン株式会社のコンタック総合研究所(http://contac.jp /soken/)は4日、本格的なかぜシーズンに向け、薬局やドラッグストアなどでかぜ薬を購入するビジネスパーソンと、購入時に接する薬剤師との店頭コミュニケーションの実態調査の結果を発表した。同調査では、かぜや軽いけがなどの軽度な体調不良は、一般用医薬品(OTC医薬品)を利用して自分で手当てすること(セルフメディケーション)に着目し、ビジネスパーソンのセルフメディケーションの実行率もあわせて調べた。

健康づくりには、まずは「きれいな空気」から!?

ダイキン工業株式会社は5日、全国の20代~60代の男女1万人を対象に実施した「空気に対する意識変化」をテーマにしたアンケートの結果を発表した。調査の結果、9割以上の人が空気と健康の関係性を認識しており、”健康づくりには「きれいな空気」が欠かせない”という意識を持っていることがわかった。今まで日常生活の中で気にならなかった「空気」と「健康」の関係を、昨年のパンデミック騒動で、多くの人が意識するようになったと考えられる。

世界初、ビタミンE浸漬浸透人工股関節ライナー第二世代が日本発売

バイオメット・ジャパン株式会社は1日、ビタミンE浸漬(しんせき)/浸透(しんとう)によって、高強度を保ったまま、抗酸化性、低摩耗を獲得した第二世代ハイリークロスリンクポリエチレン(以下HXLPE)採用の人工股関節ライナー「E1 HIP リングロックライナー」を、同日より日本に導入すると発表した。この製品は、世界初のビタミンEを含んだ人工股関節ライナーであり、摩耗を抑制する材料として期待されているという。