冨樫 庸介 ( とがし ようすけ ) 氏岡山大学学術研究院医歯薬学域 腫瘍微小環境学分野 教授
[略歴]
2006年京都大学医学部医学科卒業。呼吸器内科医として肺がんの分子標的薬開発を目の当たりにし、臨床検体の解析・translational research(TR)の重要性を感じ、近畿大学大学院医学研究科で医学博士取得(2012~15年)。在学中に免疫チェックポイント阻害薬のデータが報告され、がん免疫研究のために国立がん研究センターへ(2016~19年)。千葉県がんセンターを経て2021年4月より現職。2014年日本学術振興会特別研究員(DC2)、2017年日本学術振興会特別研究員(PD)取得。「臨床検体が一番ヒトの病気の真実に近い」と考え、基礎的検証を臨床に還元する研究室を目指しています。