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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 血液

血液がんの最新治療を押さえる

診療科
血液内科  内科  アレルギー科  腫瘍科  膠原病・リウマチ科 
収録内容
第1回 急性・慢性白血病
第2回 悪性リンパ腫
第3回 多発性骨髄腫 Oncology emergency
第4回 骨髄増殖性腫瘍 造血幹細胞移植
第5回 貧血性疾患・造血不全
第6回 出血・血栓性疾患
講師
渡邉 純一
収録時間
120分
価格
4,950円(税込)
発行日
2021-04-20
商品コード
CND0313

総合内科専門医試験対策レクチャーの決定版登場!総合内科専門医試験の受験者が一番苦労するのは、自分の専門外の最新トピックス。そこでこのシリーズでは、CareNeTV等で評価の高い内科各領域のトップクラスの専門医を招聘。各科専門医の視点で“出そうなトピック”を抽出し、1講義約20分で丁寧に解説します。キャッチアップが大変な近年のガイドラインの改訂や新規薬剤をしっかりカバー。Up to date問題対策も万全です。
血液については、渡邉純一先生が講義します。数々の新薬の登場による血液腫瘍の治療法の変化が最大のポイントです。
※「アップデート2022追加収録」はCareNeTVにてご視聴ください。

第1回 急性・慢性白血病


第1回のテーマは、急性・慢性白血病です。急性骨髄性白血病、急性前骨髄球性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病について、近年のガイドラインの改訂や、新規薬剤の情報を整理して解説します。

第2回 悪性リンパ腫
血液の第2回は、悪性リンパ腫について解説します。悪性リンパ腫については、低悪性度から高悪性度B細胞リンパ腫など、各種それぞれのリンパ腫に適した、多数の新規薬剤が登場し、治療のスタンダードとなっています。臨床データを押さえながら、新しい治療薬について説明します。

第3回 多発性骨髄腫 Oncology emergency
血液の第3回は、多発性骨髄腫とOncology emergencyについて解説します。近年、さまざまな新規薬剤によって、予後が改善している多発性骨髄腫。ただし、完治が厳しい疾患であることには変わりなく、共存を目的とした治療計画が立てられています。薬剤のメカニズムと副作用も重要なポイントです。悪性腫瘍の経過で、急速に悪化した場合の緊急治療Oncology emergencyについて、血液内科領域の対応や基礎疾患、症状を確認します。

第4回 骨髄増殖性腫瘍 造血幹細胞移植
骨髄増殖性腫瘍には、真性多血症、原発性骨髄繊維症、本態性血小板血症があります。年齢によってリスクが変化するため、治療方針も異なります。使用する薬剤のメリットとデメリットも確認しましょう。造血幹細胞移植には、自家移植と同種移植があります。とくに同種移植について、合併症のリスクや保険適用となった新薬の解説をします。

第5回 貧血性疾患・造血不全
骨髄不全の疾患である、再生不良性貧血、発作性夜間血色素尿症、骨髄異形成症候群について解説します。近年ガイドラインが改訂された、再生不良性貧血の診療指針の変更点や、骨髄異形成症候群のリスク分類を確認しておきましょう。造血不全による貧血性の疾患は、各種貧血の病態や、保険適用となっている薬剤など、基本をしっかり復習します。

第6回 出血・血栓性疾患
出血・血栓性疾患には、血小板減少を伴うものと、凝固異常を伴うものがあります。特発性血小板減少性紫斑病と血栓性血小板減少性紫斑病のガイドラインには、新薬が加えられました。播種性血管内凝固は、診断基準がアップデートされたので注意しましょう。後天性血友病、フォンウィルブランド病、抗リン脂質抗体症候群、先天性血友病についてもポイントを説明します。

渡邉 純一 ( わたなべ じゅんいち )氏 TMGあさか医療センター 血液内科

2004年防衛医科大学校卒業。陸上自衛隊幹部候補生学校卒業後、防衛医大研修医、部隊勤務、後期研修医、医学研究科、陸上自衛隊第5旅団医務官などを経て、2018年より埼玉医大総合医療センター血液内科。同センターの教育主任・研修医長として、学生教育・研修医教育を担当するだけでなく、ICLSやJMECCなどの救急関連の教育にも従事。2020年8月より現職。著書に『血液内科 ただいま診断中!』(中外医学社)、『イラストで理解する みんなの血液内科学』(中外医学社)など。 ※映像内の講師所属先は収録当時のものです。