第1回「咳(前篇) 〜診断を中心に」
このシリーズでは、『激辛!伊賀流心臓塾』でおなじみの伊賀幹二先生が聞き手にまわり、実際に経験した症例をもとに 「呼吸器分野の非専門医としての到達目標=Minimum Requirementとは何か」を追求していきます。「私自身、こと呼吸器分野に関しては研修医だと思ってます」と謙虚に話す伊賀先生。
そんな伊賀先生の疑問に的確な指針を示すのは、伊賀先生が最も信頼している2名の呼吸器専門医。一人目は通称「亀井道場」にて、主に医学生、研修医を中心に多くの若いドクターたちを導いていらっしゃる亀井内科・呼吸器科の亀井三博先生。二人目は総合診療のお立場から切れ味鋭く指導されている名古屋大学医学部附属病院総合診療部の鈴木富雄先生です。
3人の鉄壁のチームワークで、咳診断での皆様の積年の疑問にズバリお答えします!
第2回「咳(後篇) 〜喘息を中心に」
喘息は患者の絶対数が多く、かつ治療が非常に簡単であるので、「非専門医であっても必ず診るべき疾患だ」と亀井三博先生。にもかかわらず、わが国の喘息ガイドラインにおいてはかなりややこしく記載されているため、喘息治療に対して苦手意識を持たれる医師は少なくないようです。
そこで、「非専門医としてはこれだけできればいい!」という、喘息治療のエッセンスを明快に解説していきます。総合診療の鬼才 ・鈴木富雄先生のスパイスの効いたコメントにも要注目です。