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2026-06-22 ~ 2026-06-24

2026/06/22

アジアにおける新薬早期開発/日本臨床腫瘍学会

医療一般

 アジアが、がん新薬開発の“最初の一歩”を担う時代が到来するかもしれない。第23回日本臨床腫瘍学会学術集会(2026年3月26~28日)では、「アジアにおける新薬早期開発」をテーマとしたシンポジウムが開催され、第I相試験やトランスレーショナルリサーチの潮流が、従来の米国中心からアジア太平洋地域へと急速に移行している現状が示された。  初めに、勝屋 友幾氏(国立がん研究センター中央病院 先端医療科)は、アジア視点から早期がん薬剤開発の現状と進展について解説した。第I相試験は従来、安全性の評価や最大耐用量の決定を主な目的としており、奏効率(ORR)は10%程度にとどまっていた。しかし近年では、バイオマーカーに基づく患者選択や多様なモダリティの導入により、ORRは18%まで向上しているという。

高い心肺フィットネス、心房細動リスク上回る健康効果

医療一般

 若い男性では、心肺フィットネスレベルが高いほど心房細動(AF)リスクが上昇するとされてきたが、そのリスクは従来考えられていたほど大きくない可能性があるようだ。112万人超のスウェーデン人男性を対象とした新たな研究で、心肺フィットネスレベルが高い男性ではAFリスクの上昇が認められたものの、AF以外の心血管疾患(CVD)リスクの低下はAFリスクの上昇を上回ることが示された。研究グループは、「今回の研究は、高い心肺フィットネスレベルやレースへの参加が心血管の健康に大きなリスクをもたらすとする見方について、より慎重な解釈が必要であることを示している」と述べている。ウプサラ大学(スウェーデン)のMarcel Ballin氏らによるこの研究の詳細は、「Circulation」に5月21日掲載された。

医師の早期離職、主因はバーンアウトや職場ストレス

医療一般

 近年、医師が医療現場を離れる理由に変化が生じていることが、新たな研究で明らかになった。現代の医師は、燃え尽き症候群(バーンアウト)、慢性的な職場ストレス、煩雑な業務負担、患者からの非現実的な要求を、臨床を早期に離れる主な理由として挙げたことが示された。米国医師会の放射線腫瘍医兼診療継続支援部門ディレクターを務めるSea Chen氏らによるこの研究の詳細は、「The Permanente Journal」に5月7日掲載された。  Chen氏らは、これは2000年代後半とは異なる傾向だと指摘している。当時は、個人的な健康問題、医療過誤、保険料の上昇、煩雑な業務に対する不満、そして仕事に対する満足感の欠如などを離職理由にする医師が多かったという。

心血管代謝リスク因子は女性でより強く肝線維化のオッズ上昇と関連

医療一般

 特定の心血管代謝リスク因子を有する女性では、同じリスク因子を持つ男性と比較して、肝線維化のオッズ上昇の程度が大きいとする研究結果が、「JAMA Network Open」に3月9日掲載された。  米南カリフォルニア大学(USC)のSomaya Albhaisi氏らは、心血管代謝リスク因子と有意な肝線維化との関連に性差があるかを検討した。解析には、2017~2020年の米国国民健康栄養調査(NHANES)に参加した米国成人5,981人のデータが含まれた。  その結果、有意な肝線維化の有病率は女性で6.9%、男性で10.7%であった。有意な肝線維化との関連について、ウエスト周囲径高値(調整オッズ比は女性で13.45、男性で4.44)、耐糖能異常(同2.94、1.51)、2つ以上の心血管代謝リスク因子の存在(同10.22、2.87)において、女性の方が男性より点推定値が有意に高かった。

女性アスリートの月経不順増加、婦人科受診拡大後も続く傾向

医療一般

 女性アスリートでは、利用可能エネルギー不足(LEA)に伴い月経周期異常が生じ、健康や競技力に影響することが知られている。今回、日本の女性オリンピック選手を対象とした12年間の調査で、月経不順が増加傾向にある一方、婦人科受診率も大幅に上昇していたことが報告された。婦人科受診率は向上したものの、なお残る健康管理上の課題が浮き彫りとなった。研究はハイパフォーマンススポーツセンター・国立スポーツ科学センター産婦人科医の能瀬さやか氏らによるもので、詳細は4月12日付の「Women’s Health」に掲載された。

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