医薬品選択時の薬剤師の助言、7割が「重要」と考えている

提供元:ケアネット

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公開日:2009/09/11

 



株式会社シード・プランニングと株式会社ゲインは8日、セルフメディケーションと薬剤師の役割に関する調査結果をまとめた。調査対象者は20代以上の男女1,000名(東京23区在住)、各年代男女200名(20代~60代以上) 。

調査結果によると、薬を買いに行ったときに薬剤師あるいは店員に相談するかどうかを聞いたところ、「必ずする」との回答は全体で4.5%、「時々する」が36.4%で、約4割の人が何らかの相談をしている。相談している人の相談内容は、「自分の症状に合う薬の選び方」との回答が約7割。相談内容は性別や年代により異なり、「薬の効能や副作用について」は、男性30代(74.2%)、女性60代以上(68.4%)が高く、「薬の飲み方」は、男性20代(63.6%)が最も高く、女性ではどの年代も概ね3割以下。

医薬品選択時の薬剤師の助言の重要度について、全体では約7割が「重要である」と回答。そのうち、「非常に重要である」との回答は約17%であった。しかしながら、男女間には大きな差が見られ、男性は「重要である」との回答は、全ての年代において6割台であったが、女性は7割を超えている。また、男性30代は、前問において薬剤師に相談しない理由として30.4%が「自分で調べるので相談の必要がない」と回答しており、薬剤師に頼らず、医薬品を使用する傾向が他の年代に比べ強いという結果だった。

第1類医薬品の購入にあたり、薬剤師の説明が義務づけられたので安心して購入できると思うかに対して、「そう思う」が51.5%で最も高く、以下、「どちらともいえない」(39.7%)、「そう思わない」(8.8%)、と続いた。

詳細はプレスリリースへ
http://www.seedplanning.co.jp/press/2009/2009090801.html