吸入ステロイド喘息治療剤 アズマネックス ツイストヘラー新発売 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/09/16 シェリング・プラウ株式会社は14日、吸入ステロイド喘息治療剤「アズマネックス ツイストヘラー 100μg 60吸入」(Asmanex Twisthaler)(一般名:モメタゾンフランカルボン酸エステル吸入用散剤)を新発売した。アズマネックスの効能・効果は「気管支喘息」で、通常成人には、モメタゾンフランカルボン酸エステルとして1回100μgを1日2回吸入投与する。アズマネックスは、米国シェリング・プラウ社が開発した合成ステロイドであるモメタゾンフランカルボン酸エステルを主成分とする気管支喘息治療剤で、強い局所抗炎症作用により優れた効果を示し、また吸入時の全身吸収性(絶対バイオアベイラビリティ)が約1%と低い。アズマネックスの吸入器であるツイストヘラーは、吸入時において、吸入器内の薬剤粒子を治療に理想的な粒子サイズに粉砕するため、中枢気道および末梢気道の肺全体への薬剤の送達率が約40%と高く、良好な炎症コントロールができるという。また、吸気力の弱い患者には吸入が難しいとされるドライパウダー製剤の弱点を克服し、患者の吸気力に左右されることなく、薬剤が安定して放出されるため、薬剤を確実に吸入することが可能になったとのこと。海外では2005年に米国で気管支喘息に対し承認を取得して以来、 2009年4月現在、60ヵ国以上で承認を取得している。日本における臨床試験においても効果および安全性が認められている。詳細はプレスリリースへhttp://www.schering-plough.co.jp/press/index.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 早期TN乳がん、多遺伝子シグネチャー活用で予後改善/BMJ(2024/11/14) 心房細動を伴う脳梗塞後のDOAC開始、早期vs.晩期/Lancet(2024/11/14) 肺がんにおける悪液質の介入は確定診断前から?/日本肺癌学会(2024/11/14) 末期腎不全の患者、男女ともに過体重・肥満者が増加/新潟大(2024/11/14) 統合失調症に対する電気けいれん療法後の再発率〜メタ解析(2024/11/14) 変形性関節症/関節リウマチ患者の約4割が抑うつ、不安、線維筋痛症のいずれかを合併(2024/11/14) 将来は1時間程度で結果が出る血液検査が可能に?(2024/11/14) 飛行機の換気システムでナッツアレルゲンは広がらない(2024/11/14)