こわいのは脳梗塞や心筋梗塞だけ? 動脈硬化に関する意識調査より

提供元:ケアネット

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公開日:2009/10/29

 



動脈硬化のうち、日本人の三大疾病である心筋梗塞や脳梗塞などに対する意識は高いものの、進行すればこれらの疾患の引き金となる可能性もある首や足、腎臓などに起こる動脈硬化については認知が低いという。ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニーが行った調査からわかった。

この調査は、10月29日の「世界脳卒中デー」に向け、全国の30代~60代の男女800名を対象に、同社が2009年9月下旬にインターネット上で実施したもの。

頭や心臓に怒る動脈硬化と違って、足(26.9%)、首(23.5%)、腹部(18.1%)、腎臓(12.1%)など他の部位に起こる動脈硬化については、いずれも約20%程度と低いことがわかった。

全身の動脈硬化が重症化した場合に起こりうる主な症状のうち、不安に思う症状の第1位は脳梗塞(78.0%)が最も多く、特に不安に思う症状でも脳梗塞(43.1%)が最も多く、心筋梗塞(26.6%)や失明(7.8%)と大きく差がついていた。一方で、脳梗塞を不安に思っているものの、脳梗塞の患者の約20%が罹患しているといわれる「頸動脈狭窄症」を知らないと回答した人は88.4%にのぼった。

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http://www.jnj.co.jp/group/press/2009/1027/index.html