リラグルチド、優れた血糖降下作用を1年間(52週)維持-国内第3相試験のデータより 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/11/12 ノボ ノルディスク ファーマ株式会社はカナダ・モントリオールで開催された世界糖尿病連合(略称:IDF)主催の第20回世界糖尿病会議(2009年10月18~22日)において、新規2型糖尿病治療薬ヒトGLP-1アナログ製剤リラグルチドの、日本国内で実施された2つの第3相臨床試験(52週)の結果を発表した。両試験から、日本人2型糖尿病患者に対するリラグルチドの優れた血糖降下作用、体重増加抑制効果、膵β細胞の機能を表す指標の改善が示され、長期的な臨床効果が示されと報告した。今回発表されたデータは、1日1回投与のヒトGLP-1アナログ製剤リラグルチドの単独療法における有効性及び安全性を、グリベンクラミドを対照として比較検討した単独療法試験(リラグルチド0.9mg、グリベンクラミド2.5mg)と、リラグルチド(0.6mgまたは0.9mg)をSU薬と併用した際の有効性および安全性を、プラセボを対照として比較検討した併用療法試験の2つの52週の試験結果に基づくもの。24週の無作為化並行群間比較試験および28週の非盲検試験として行われた。ノボノルディスクは、リラグルチドを2008年5月23日に米国及び欧州で、7月14日に日本で承認申請を提出した。欧州では、本年6月30日に、欧州委員会より欧州連合27カ国すべてにおいて販売承認を取得し、既に、ドイツ、英国、デンマークにおいて上市している。米国及び日本では審査中だ。詳細はプレスリリースへhttp://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_36.asp 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 貧血を伴う急性脳損傷患者への輸血、非制限戦略vs.制限戦略/JAMA(2024/10/21) 膀胱がんの拡大リンパ郭清、周術期の合併症・死亡増(SWOG S1011)/NEJM(2024/10/21) 統合失調症の多剤併用から単剤療法への切り替えによる副作用への影響〜SwAP試験II(2024/10/21) 10月25日開催『第6回ヘルスケアベンチャー大賞』最終審査会【ご案内】(2024/10/21) 医師国家試験、不合格となる学生の特徴は?(2024/10/21) 歯周病原菌は頭頸部がんのリスクを高める?(2024/10/21) メトホルミンがlong COVIDのリスクを軽減する可能性(2024/10/21) 2型糖尿病患者のフレイルリスクに地域差(2024/10/21)