メタボ該当者・予備群の約4割が対処を実施、健康意識が向上傾向 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/12/07 小林製薬は3日、全国の男女20~50代を対象に実施したメタボリックシンドローム関する生活習慣実態調査の結果を報告した。この調査は2005年より実施され、今回で5回目。調査期間は9月18~19日、1,000人から有効回答を得た。結果によると、男性のメタボ該当者および予備群の42%が、運動や食事制限をするなどメタボ対処を行っていた。これは全体の17%に対して高く、メタボ該当者および予備群は積極的に対処を行っているといえる。メタボの対処を行っている人(対処経験含む)では女性の実感が高く、30%が「体調が良くなった」と答えていた。一方「変化なし」「メタボが悪化」した人は26%にとどまっていた。メタボへの対処で健康維持・改善の実感が得られる理由として、87%の人が「自分自身の努力」と答えていて、生活者が自ら努力して対処し、生活の質の向上を図っているという。また、メタボ該当者は、第1回調査より女性に比べ男性が多い状況は変わらなかった(09年調査では、女性3%、男性15%)。さらに、40~50代男性のメタボ該当者は昨年よりは下がったものの、 18%と男性全体平均より高くなっていて、依然として中高年男性にメタボ該当者が多い状況だった。男性のメタボ該当者および予備群数は、過去5年間ほとんど変化がなかった。調査を開始した4年前から状況は悪化していないものの、特に改善もされていないようだと指摘する。今後は、自らの努力で対策を行う生活者が増え、メタボ該当者および予備群数の減少が期待されるとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2009/091203_01/index.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 2型DMの血糖コントロールなど、予測モデルによる治療最適化で改善/Lancet(2025/03/10) 切除不能進行胃がん1次治療、sugemalimab追加でOS・PFS改善(GEMSTONE-303)/JAMA(2025/03/10) リファンピシン耐性キノロン感性結核に対する経口抗菌薬(解説:寺田教彦氏)(2025/03/10) TTF-1陰性Non-Sq NSCLCに対するアテゾリズマブ+カルボプラチン+nab-パクリタキセル(LOGIK2102)/日本臨床腫瘍学会(2025/03/10) 統合失調症の認知機能改善に対するメトホルミンの有用性(2025/03/10) EBウイルスが腎移植後のリンパ増殖性疾患に関与(2025/03/10) うつ病歴は慢性疾患の発症を早める(2025/03/10) 症状を電子的に報告するシステムががん患者の症状管理やQOLを改善(2025/03/10) 「善玉」コレステロールは緑内障リスクを高める?(2025/03/10)