【トピック】孤独な人は脳卒中になりやすい 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/02/11 米国医学誌『Stroke』に発表された厚生労働省研究班の調査によると、家族や友人、恋人などの社会的な支えが少ない人ほど脳卒中による死亡のリスクが高くなることがわかった。調査は1993年から約10年間、40歳から69歳の男女約4万4000人に対して行ったもので、周囲の支えに関するアンケートとして、▽一緒にいると心が落ち着き安心できる人はいるか、▽週1回以上話す友人は何人か、▽自分の行動や考えに賛成し支持してくれる人はいるか、▽秘密を打ち明けられる人はいるか、を尋ねて点数化、それを4グループに分けた。その結果、社会的な支えの最も少ないグループは最も多いグループより脳卒中による死亡が1.5倍に及んだという。また男性では1.6倍、女性でも1.3倍となり、特に65以上の男性では周囲の支えが少ない人ほど脳卒中の発症リスクが高まった。論文アブストラクトはこちらhttp://stroke.ahajournals.org/cgi/content/abstract/STROKEAHA.107.496695v1 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] マラソン中の心停止、発生は横ばいだが突然死は大幅に減少/JAMA(2025/04/21) 後方循環系の軽症脳梗塞、発症後4.5~24時間のrt-PA療法が有効/NEJM(2025/04/21) 敗血症性ショックにおけるバソプレシンの最適な開始時期(OVISS強化学習研究)(解説:寺田教彦氏)(2025/04/21) FDAで承認された初の経口産後うつ病治療薬zuranolone(2025/04/21) 多発性骨髄腫と共に“生きる”選択を―Well-beingから考える(2025/04/21) 転倒リスクの高い2型糖尿病治療薬は?/筑波大(2025/04/21) 高脂血症は術後せん妄のリスク因子か~メタ解析(2025/04/21) AIが早産児の完全静脈栄養を改善(2025/04/21) チャットボットもトラウマ的な話に不安を感じる(2025/04/21)