癌疼痛治療用注射剤「オキファスト注10mg/50mg」発売 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2012/05/30 塩野義製薬は28日、癌疼痛治療用注射剤「オキファスト注10mg」「オキファスト注50mg」(一般名:オキシコドン塩酸塩水和物、以下:オキシコドン)を同日発売したことを発表した。同社では、中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛を適応として、2003年にオキシコンチン錠(オキシコドン塩酸塩徐放錠)、2007年にオキノーム散(オキシコドン塩酸塩散)を発売した。しかし、従来は、経口投与が不可能になった場合には、他のオピオイド製剤に切り替える必要があったが。2007年に日本緩和医療学会より厚生労働省へ単味のオキシコドン注射用製剤の開発要望が出され、未承認薬使用問題検討会議で「開発する必要がある医薬品」との審議結果を受け、同社はオキファスト注の開発を開始した。今回、オキファスト注が発売されたことにより、経口投与ができなくなった場合もオキシコンチン錠、オキノーム散と同一成分であるオキシコドンで治療を続けることが可能になった。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/120528.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 鉄欠乏心不全、カルボキシマルトース第二鉄vs.プラセボ/JAMA(2025/04/10) PADを有する2型DM、セマグルチドは歩行距離を改善/Lancet(2025/04/10) 未治療多発性骨髄腫の新しい治療選択肢:パラダイムシフトは起こるか(2025/04/10) 「心不全診療ガイドライン」8年ぶりの全面改訂/日本循環器学会(2025/04/10) 「胃癌治療ガイドライン」改訂のポイント~薬物療法編~/日本胃癌学会(2025/04/10) 神経発達障害を併発する強迫症に関与する免疫学的メカニズム(2025/04/10) 新たな冠動脈リスク予測モデルで女性のMACEリスクを4段階に層別化可能(2025/04/10) ストレスは若年女性の原因不明脳梗塞のリスク(2025/04/10)