アクトス、2型糖尿病患者における冠動脈血管内プラークの進展を抑制 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/04/04 武田薬品工業は、シカゴで開催されている第57回米国心臓病学会(ACC: American College of Cardiology Annual Scientific Session 2008)において、アクトス(塩酸ピオグリタゾン)が2型糖尿病患者を対象としたPERISCOPE試験の結果、冠動脈プラーク体積を減少し、冠動脈の動脈硬化進展を抑制することが明らかになったと発表した。PERISCOPE試験は、糖尿病治療薬として、初めて冠動脈における動脈硬化の進展抑制効果を血管内超音波法(IVUS:intravascular ultrasound)により評価した試験。543名の2型糖尿病患者を対象に、米国、カナダ、ラテンアメリカにおける97施設で実施された無作為二重盲検比較試験(アクトス群とスルフォニル尿素剤(SU剤)であるグリメピリド群の比較)。冠動脈プラークの変化率は、グリメピリド群では増加したが、アクトス群では減少し、アクトスはグリメピリドと比較して有意に動脈硬化の進展抑制効果を有することが認められた、という。詳細はプレスリリースへhttp://www.takeda.co.jp/press/article_26553.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 血栓溶解療法なしの急性期脳梗塞、nerinetideの有用性は?/Lancet(2025/02/28) 臨床意思決定支援システム、不適切な画像診断依頼を減らせず/JAMA(2025/02/28) 高齢透析患者のHb値と死亡の関連、栄養状態で異なる可能性/奈良県立医科大(2025/02/28) 「DNAR」を説明できますか?高齢者救急について日本救急医学会が提言(2025/02/28) COVID-19が日本の精神科医療に及ぼした影響(2025/02/28) 脊髄刺激療法が脊髄性筋萎縮症患者の筋力回復を促す(2025/02/28) 血液検査で大腸がんを正確に検出/ASCO-GI(2025/02/28)