新しいGPCRを発見、精神疾患と強い関連性

アステラス製薬と米国国立精神衛生研究所(NIMH)の研究グループは、精神疾患の発症に関与するG蛋白共役型受容体「SREB2」を発見した、と発表した。4月7日付の米国科学アカデミー紀要誌に掲載された。G蛋白共役型受容体(GPCR)は細胞膜上に存在する膜蛋白質。有望な創薬標的として、種々のGPCRの機能解明に向け、激しい競争が繰り広げられている。
今回発見されたSREB2は、アミノ酸配列がヒトで100%保存されている新しいGPCRで、SREB2を標的とする創薬が、新しい作用機序を持つ精神疾患の治療薬につながる可能性がある、としている。
詳細はプレスリリースへ(PDF)
http://www.astellas.com/jp/company/news/2008/pdf/080408.pdf
[ 最新ニュース ]

敗血症性ショック、強化学習モデルのバソプレシン投与で死亡率低下/JAMA(2025/04/01)

各連携機関から見た造血幹細胞移植の現状と展望/日本造血・免疫細胞療法学会(2025/04/01)

EGFR陽性NSCLC、アミバンタマブ+ラゼルチニブがOS改善(MARIPOSA)/ELCC2025(2025/04/01)

治療抵抗性うつ病に対する新たな治療薬、今後の展望は(2025/04/01)

BMIを改善すると心房細動リスクが低減か(2025/04/01)

中強度〜高強度の身体活動は脳の健康に有益(2025/04/01)

自己免疫疾患に対する心身症の誤診は患者に長期的な悪影響を及ぼす(2025/04/01)

レム睡眠潜時の増長がアルツハイマー病のマーカーとなる可能性(2025/04/01)