医学・医療のグローバル化に向け 医学英語検定試験 開催

提供元:ケアネット

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公開日:2015/04/20

 

 医学・医療のグローバル化が進み、従来とは異なる医学英語教育の必要性が叫ばれている。そのような中、日本医学英語教育学会主催の日本医学英語検定(医英検)の第8回3級・4級検定試験が、本年(2015年)6月14日に全国で開催される。受験申し込みの締め切りは5月2日。
 今回の試験開催にあたり、同学会理事長の伊達 勲氏(岡山大学 脳神経外科 教授)に聞いた。

 医療・医学の国際化を推進するためには、医療・医学に特化した英語教育が必要である。そのためには、医療現場で必要とされる実践的な英語運用能力が必要とされ、医学英語検定はその能力を総合的に評価するものである。
 医学英語検定は今回で第8回を迎え、これまでの受験者は2,000人を超える。近年は、学会での英語セッションの増加や、留学への関心の高さを反映し、医学生や若手医師を主体に毎年200~300人が受験しているという。

 今回は3、4級の検定試験が行われる。4級は医学英語の語彙、医学論文の読解問題などの筆記試験。3級はそれに医療場面のリスニング問題が加わる。8月にはさらに上級の1、2級の試験も実施される。

医学英語検定のHPはこちら

(ケアネット 細田 雅之)