参照価格制度に反対、厚労省 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/08/18 厚生労働省は12日、政府の規制改革会議が7月2日に公表した「中間とりまとめ」の中で後発医薬品の使用促進策として提案された「参照価格制度」について、否定的な見解を示した。 参照価格制度は「先発医薬品の価格が保険償還価格を上回れば、その差額は患者の自己負担になる」と問題点を指摘するとともに、単なる患者の負担増になり、患者層によっては事実上、後発医薬品の使用を強制することにもなりかねないとの認識を示した。 また、ドイツでは参照価格制度の導入により、医薬品産業の競争力が低下した例などを挙げ、「わが国の研究開発型医薬品産業に大きな影響を与える可能性があり、問題が多い」とした。 ●規制改革会議「中間とりまとめ」に対する厚生労働省の考え方http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/08/h0812-1.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] マラソン中の心停止、発生は横ばいだが突然死は大幅に減少/JAMA(2025/04/21) 後方循環系の軽症脳梗塞、発症後4.5~24時間のrt-PA療法が有効/NEJM(2025/04/21) 敗血症性ショックにおけるバソプレシンの最適な開始時期(OVISS強化学習研究)(解説:寺田教彦氏)(2025/04/21) FDAで承認された初の経口産後うつ病治療薬zuranolone(2025/04/21) 多発性骨髄腫と共に“生きる”選択を―Well-beingから考える(2025/04/21) 転倒リスクの高い2型糖尿病治療薬は?/筑波大(2025/04/21) 高脂血症は術後せん妄のリスク因子か~メタ解析(2025/04/21) AIが早産児の完全静脈栄養を改善(2025/04/21) チャットボットもトラウマ的な話に不安を感じる(2025/04/21)