ユリーフ 米国での承認取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/10/10 キッセイ薬品工業株式会社(代表取締役社長 神澤陸雄)は10月9日、同社が創製し、米国ワトソン社(Watson Pharmaceuticals, Inc.)に技術導出した前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬シロドシン(日本製品名:ユリーフ、米国予定製品名:RAPAFLOTM〔ラパフロ〕)について、ワトソン社が米国食品医薬品局(FDA)より承認を取得したと発表した。シロドシンは同社が創製した選択的α1A遮断薬で、前立腺に主に存在するα1A受容体に結合することにより、前立腺の緊張を取り除いて尿道抵抗を改善し、前立腺肥大症に伴う排尿障害を改善する。既存薬に比べ自覚症状の改善が早く現れるのに加え、尿の勢いが低下するなどの排尿症状と、頻尿や排尿が我慢できないなどの蓄尿症状の両方を改善する特長があるという。また、ワトソン社が実施したシロドシンの心臓への影響を調べた試験(QTc試験)では、異常は認められなかったという。 詳細はプレスリリースへhttp://www.kissei.co.jp/news/press2008/seg081009.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 貧血を伴う急性脳損傷患者への輸血、非制限戦略vs.制限戦略/JAMA(2024/10/21) 膀胱がんの拡大リンパ郭清、周術期の合併症・死亡増(SWOG S1011)/NEJM(2024/10/21) 血栓除去術は単純CT上の大梗塞に有効か?(解説:内山真一郎氏)(2024/10/21) 統合失調症の多剤併用から単剤療法への切り替えによる副作用への影響〜SwAP試験II(2024/10/21) 10月25日開催『第6回ヘルスケアベンチャー大賞』最終審査会【ご案内】(2024/10/21) 医師国家試験、不合格となる学生の特徴は?(2024/10/21) 歯周病原菌は頭頸部がんのリスクを高める?(2024/10/21) メトホルミンがlong COVIDのリスクを軽減する可能性(2024/10/21) 2型糖尿病患者のフレイルリスクに地域差(2024/10/21)