天然型インターフェロン-α製剤スミフェロンに効能・効果の追加取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/10/20 大日本住友製薬株式会社は10月16日、天然型インターフェロン-α製剤「スミフェロン」について、新たな効能・効果「C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善(セログループ1ノ血中HCV RNA量が高い場合を除く)」の追加承認を取得したと発表した。スミフェロンは、1987年に腎癌・多発性骨髄腫の効能・効果で発売され、その後、肝疾患領域においては、「HBe抗原陽性でかつDNAポリメラーゼ陽性のB型慢性活動性肝炎のウイルス血症の改善」「C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善(血中HCV RNA量が高い場合を除く)」の効能・効果を取得し、B型・C型慢性肝炎の治療薬として広く使われている。スミフェロンは、C型代償性肝硬変患者を対象とした臨床試験において、原因ウイルスであるHCV RNAの陰性化および肝機能の改善が確認され、また、皮下または筋肉内投与が可能であることから、C型代償性肝硬変の新たな治療薬選択肢として、医療に貢献できる薬剤であると期待されているという。詳細はプレスリリースへhttp://www.ds-pharma.co.jp/news/pdf/ne20081016.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 局所進行頭頸部扁平上皮がんの維持療法、アテゾリズマブvs.プラセボ/JAMA(2025/03/31) CEA中の超音波血栓溶解法、第III相試験の結果/BMJ(2025/03/31) ベンゾジアゼピンによる治療はアルツハイマー病の重大なリスク因子なのか(2025/03/31) 限局型小細胞肺がん、CRT後のデュルバルマブ承認/AZ(2025/03/31) ベネトクラクス、再発・難治マントル細胞リンパ腫に追加承認/アッヴィ(2025/03/31) 「H. pylori感染の診断と治療のガイドライン」改訂のポイント/日本胃癌学会(2025/03/31) 極端な暑さは高齢者の生物学的な老化を早める(2025/03/31) 一人暮らしの認知症者は疎外されやすい?(2025/03/31)