中等度~重度の早期関節リウマチ患者に対してヒュミラとメトトレキサート(MTX)の併用療法で関節破壊抑制効果が5年間持続 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/11/20 10月30日米国アボット社は、サンフランシスコで開催された米国リウマチ学会(ACR)の年次総会にて、中等度~重度の早期関節リウマチ患者に対してヒュミラ(アダリムマブ)とメトトレキサート(MTX)の併用療法を2 年間行い、その後ヒュミラを3年間継続投与した臨床試験(PREMIER試験)において、併用例の約半数で5年後も関節破壊の進行が認められなかったとのデータが得られたと発表した。試験開始時からヒュミラとMTXを併用した患者群では、ヒュミラまたはMTXの単独投与を受けた患者群に比べて5年後の関節破壊の進行が遅く、関節破壊進行の指標となる修正総シャープスコア(mTSS)の平均増加スコアは、ヒュミラとMTX 併用療法群が2.9、MTX単独投与例は9.7、ヒュミラ単独投与例は8.7と併用療法群で最小だった。詳細はプレスリリースへhttp://www.abbott.co.jp/press/2008/081117.asp 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 「メトトレキサートをいかに安全に使いこなせるか」が関節リウマチ治療の鍵 医療一般(2013/04/23) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 2型DMの血糖コントロールなど、予測モデルによる治療最適化で改善/Lancet(2025/03/10) 切除不能進行胃がん1次治療、sugemalimab追加でOS・PFS改善(GEMSTONE-303)/JAMA(2025/03/10) リファンピシン耐性キノロン感性結核に対する経口抗菌薬(解説:寺田教彦氏)(2025/03/10) TTF-1陰性Non-Sq NSCLCに対するアテゾリズマブ+カルボプラチン+nab-パクリタキセル(LOGIK2102)/日本臨床腫瘍学会(2025/03/10) 統合失調症の認知機能改善に対するメトホルミンの有用性(2025/03/10) EBウイルスが腎移植後のリンパ増殖性疾患に関与(2025/03/10) うつ病歴は慢性疾患の発症を早める(2025/03/10) 症状を電子的に報告するシステムががん患者の症状管理やQOLを改善(2025/03/10) 「善玉」コレステロールは緑内障リスクを高める?(2025/03/10)