なぜ日医執行部の下に団結できないのか!?-日医「医師の団結を目指す委員会」で全国医師連盟代表の黒川衛氏が発言

提供元:ケアネット

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公開日:2008/12/22

 

12月18日(木)に日本医師会の主催で開催された「医師の団結を目指す委員会」に全国医師連盟(全医連)代表 黒川衛氏が出席し、医師が団結する上で解決すべき問題に関して意見を述べた。その内容は主に以下の3点
 
1.まず、勤務医・開業医を含めた臨床現場の医師の三つの大きい不安「医療訴訟への不安」「過酷な労働環境への不安」「医療費抑制政策の下での診療所・病院経営への不安」を真正面から解決することが必要である。
 
2.日本医師会執行部については、二重三重の代議員制度が、臨床現場の意見と大きく乖離した意志決定をするという結果に直接的につながっている。
 
3.その著しい例として医療安全調査委員会問題がある。厚労省試案には、不適切な刑事訴追を防止できないという重大な欠陥が含まれており、医療現場や地域医師会から反対の声が上がっている。それにもかかわらず、日本医師会執行部はそれらの声を黙殺し、厚労省試案に闇雲に賛成を唱えていることが、臨床現場と乖離した象徴的な例であると考える。

発言の詳細は下記へ
http://homepage3.nifty.com/zeniren-news01/index.html