喫煙と眼の病気の関係性、知っているのはわずか2割未満 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/05/21 ノバルティス ファーマ株式会社が4月に行った「喫煙と疾患に関するインターネット意識調査」によると、肺がんなどの疾患については喫煙が危険因子とわかっているが、眼の疾患についてはあまり感じていないことがわかった。この調査は、5月31日の世界禁煙デーを前に、2009年4月に国内の40才以上の喫煙者の男女600名に対し行われたもの。調査結果では、喫煙が危険因子とされている疾患への認知率は、肺がんが97.2%、心臓病(心筋梗塞)、肺気腫・COPD、妊婦の早産や胎児の発育障害はそれぞれ90.8%、脳卒中が87.0%であるのに対し、眼疾患については、加齢黄斑変性症が19.6%、糖尿病網膜症が18.2%、白内障が13.5%と、それぞれ2割未満であった。一方で、喫煙との因果関係が確認されている疾患や症状への「恐怖度」については、肺がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)をはじめとする呼吸器疾患の症状とされる「呼吸困難感・息切れ」(74.1%)よりも、「視力の急激な低下・失明」に恐怖を感じると回答した喫煙者が約8割(78.7%)と多く、脳卒中(89.5%)や心筋梗塞(89.2%)と同程度に恐怖を感じていることもわかったという。詳細はプレスリリースへhttp://www.novartis.co.jp/news/2009/pr20090518_02.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 症候性心房細動への肺静脈隔離術vs.シャム/JAMA(2024/10/04) インスリン未治療の2型糖尿病、efsitora vs.デグルデク/NEJM(2024/10/04) SGLT2阻害薬は認知症の発症をも予防できるのか?(解説:住谷哲氏)(2024/10/04) ワクチン接種はかかりつけ医に相談を/日医(2024/10/04) pMMR/MSS大腸がん、免疫検査陽性例はペムブロリズマブ上乗せが奏効(POCHI)/ESMO2024(2024/10/04) 高齢者へのImpellaの安全性・有効性~J-PVADレジストリより/日本心臓病学会(2024/10/04) やりがい?ワークライフバランス?若手医師が専攻領域を選んだ理由・変更した理由(2024/10/04) 国内初HIV曝露前予防(PrEP)適応取得、その意義と残された課題/ギリアド(2024/10/04) 統合失調症における抗精神病薬使用と心臓突然死との関連(2024/10/04)