経口糖尿病用剤「メデット錠 250mg」の一部変更承認取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/06/11 トーアエイヨー株式会社は9日、経口糖尿病用剤「メデット錠250mg」(一般名:メトホルミン塩酸塩)において、食事療法・運動療法のみでは十分な効果が得られない2型糖尿病患者に対する単独療法を可能とする「効能・効果」および「用法・用量」の一部変更承認を取得したと発表した。ビグアナイド系経口糖尿病用剤であるメトホルミン塩酸塩は、国内では1961年に承認されたが、1977年から「SU剤が効果不十分な場合あるいは副作用等により使用不適当な場合に限る」という条件が付され、使用が制限されていた。しかし、欧米では1990 年代後半からメトホルミン塩酸塩の有用性を示す多くの臨床試験成績が報告された結果、メトホルミン塩酸塩の臨床的意義が再認識され、2型糖尿病治療の第一選択薬として幅広く処方されるようになった。このような海外でのエビデンスや使用状況を踏まえ、近年国内においてもメトホルミン塩酸塩の有用性が見直されてきており、医療現場からもSU剤の使用経験にかかわらずメトホルミン塩酸塩を単独で使用したいという要望が高まっていた。また、2006年11月には日本臨床内科医会から厚生労働省宛にメトホルミン塩酸塩の単独使用に関する要望書が提出されている。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.toaeiyo.co.jp/img/MED_press.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 糞便中ヘリコバクター・ピロリ抗原検査、胃がん予防に有効か/JAMA(2024/10/18) 転移を有する去勢抵抗性前立腺がん、ルテチウム-177の最終解析結果(PSMAfore)/Lancet(2024/10/18) 潰瘍性大腸炎に対する抗TL1Aモノクローナル抗体tulisokibartの第II相試験(解説:上村直実氏)(2024/10/18) 高齢者の心不全救急搬送、気温低下の1~2日後に注意/日本心不全学会(2024/10/18) 食事の質や睡眠時間が抑うつ症状に及ぼす影響(2024/10/18) 手術なしで白内障の治療が可能に? (2024/10/18) ウイルスを寄せ付けない鼻スプレーを開発(2024/10/18) 高血圧、脂質異常症、糖尿病で服薬遵守率が高い疾患は?(2024/10/18)