「エポジン注」が化学療法に伴う貧血を対象とする第III相臨床試験で主要評価項目を達成 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/07/02 中外製薬株式会社は30日、がん化学療法施行に伴う貧血を予定適応症として開発中の遺伝子組換えヒトエリスロポエチン製剤「エポジン注」(一般名:エポエチン ベータ〔遺伝子組換え〕)の第III相臨床試験において、主要評価項目である理論輸血率が有意に低下する結果が得られたことを発表した。この試験は、がん化学療法施行により貧血を呈したがん患者を対象とした二重盲検比較試験で実施し、エポエチン ベータ36000IU またはプラセボを週1回、12週間投与し、有効性、安全性を評価したもの。エポエチン ベータを投与した患者では、主要評価項目の理論輸血率がプラセボを投与した患者と比較して有意に低下した。また、エポエチン ベータを投与した患者において認められた副作用は、血圧上昇・高血圧、便秘、下痢等が主なものだったという。なお、今回の試験に基づく効能・効果の追加承認申請は2009年中に実施の予定とのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.chugai-pharm.co.jp/generalPortal/pages/detailTypeTable.jsp;jsessionid=2LGDVIDHSCD1MCSSUIHCFEQ?documentId=doc_14288&lang=ja 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 症候性心房細動への肺静脈隔離術vs.シャム/JAMA(2024/10/04) インスリン未治療の2型糖尿病、efsitora vs.デグルデク/NEJM(2024/10/04) SGLT2阻害薬は認知症の発症をも予防できるのか?(解説:住谷哲氏)(2024/10/04) ワクチン接種はかかりつけ医に相談を/日医(2024/10/04) pMMR/MSS大腸がん、免疫検査陽性例はペムブロリズマブ上乗せが奏効(POCHI)/ESMO2024(2024/10/04) 高齢者へのImpellaの安全性・有効性~J-PVADレジストリより/日本心臓病学会(2024/10/04) やりがい?ワークライフバランス?若手医師が専攻領域を選んだ理由・変更した理由(2024/10/04) 国内初HIV曝露前予防(PrEP)適応取得、その意義と残された課題/ギリアド(2024/10/04) 統合失調症における抗精神病薬使用と心臓突然死との関連(2024/10/04)