アブレーション治療用カテーテル「ナビスター サーモクール」新発売

提供元:ケアネット

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公開日:2009/07/03

 



ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社は1日、本邦初となるイリゲーションカテーテル「NAVISTAR THERMOCOOL」(販売名:ナビスター サーモクール)を発売した。ナビスター サーモクールは、頻脈性不整脈の根治治療の一つであるアブレーション治療用のカテーテル。この製品は2008年12月に厚生労働省より承認を取得している。

現在、日本において、不整脈をもつ潜在的な患者は数百万人におよぶ可能性もあるといわれているが、実際にアブレーション治療を受けた患者は約24,000人と推定されている。

イリゲーションカテーテルは、頻脈の原因となる心筋を焼く際に、カテーテルの先端から生理食塩水を灌流しながら通電し、標的病変を冷却しながら焼灼することで、過度な温度上昇を防止し、血栓形成リスクを低減させる。ナビスター サーモクールは、既に臨床現場で使用されている立体画像システム「CARTO XP」(販売名:バイオセンスCARTO XP)と併用することで、使用できるという。

ナビスター サーモクールは、全世界でこれまでに25万本(2009年2月現在)使用されている。

詳細はプレスリリースへ
http://www.jnj.co.jp/group/press/2009/0701/index.html