10余年ぶりの新しい作用機序の降圧剤 「ラジレス錠150mg」製造販売承認を取得

提供元:ケアネット

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公開日:2009/07/10

 



ノバルティス ファーマ株式会社は8日、高血圧治療薬として、直接的レニン阻害剤(Direct Renin Inhibitor: DRI)である「ラジレス錠150mg」(一般名:アリスキレンフマル酸塩)の製造販売承認を取得したと発表した。

同剤は、高血圧症を引き起こすレニン系サイクルの起点に位置する酵素であるレニンを直接的に阻害する、新しい作用機序を持ち、新規作用機序を持つ高血圧治療薬としては10余年ぶりに承認された薬剤。

国内外の臨床試験において、1日1回の投与で24時間以上にわたり持続的に安定した血圧コントロールを示し、プラセボと同様の安全性と良好な忍容性を示した。また、単独療法での有効性に加え、他の降圧薬との併用でもさらなる降圧効果を示したという。

現在、同剤が降圧効果とは独立した臓器保護作用を有することを検討する、35,000名以上の患者を対象とした14の試験からなる臨床試験プログラム「ASPIRE HIGHER」が進められているとのこと。

詳細はプレスリリースへ
http://www.novartis.co.jp/news/2009/pr20090708.html