FDAが骨髄異形成症候群に対する「Dacogen」の5日間投与に関する用法・用量追加申請を受理 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/07/13 エーザイ株式会社8日、米国子会社:エーザイ・コーポレーション・オブ・ノース・アメリカ(本社:ニュージャージー州)が、米国食品医薬品局(FDA)が、DNAメチル化阻害剤「Dacogen」注射剤(一般名:decitabine)の骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndromes: MDS)における5日間投与に関して、同社が提出した用法・用量追加申請の受理を発表したと報告した。「Dacogen」は、骨髄異形成症候群(MDS)の治療剤として米国では2006年に承認され、現在承認されている用法・用量は、「decitabineとして1回15mg/m2を 8時間ごとに3時間かけて持続点滴静注し、これを3日間連日投与する。この投与サイクルを6週間毎に繰り返す」となっている。今回申請した5日間投与は、1日1回の投与で、かつ投与時間を大幅に短縮する用法・用量となっていて、承認されれば患者の利便性の向上が期待できるという。MDSは正常な血液の細胞の産生が制限され、生命を脅かす危険性のある骨髄疾患。時間の経過とともに、MDSは急性骨髄性白血病へと移行する場合があり、現在、米国で新たにMDSと診断される患者は年間約3万人にも及ぶとされている。詳細はプレスリリースへhttp://www.eisai.co.jp/news/news200927.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 2型DMの血糖コントロールなど、予測モデルによる治療最適化で改善/Lancet(2025/03/10) 切除不能進行胃がん1次治療、sugemalimab追加でOS・PFS改善(GEMSTONE-303)/JAMA(2025/03/10) リファンピシン耐性キノロン感性結核に対する経口抗菌薬(解説:寺田教彦氏)(2025/03/10) TTF-1陰性Non-Sq NSCLCに対するアテゾリズマブ+カルボプラチン+nab-パクリタキセル(LOGIK2102)/日本臨床腫瘍学会(2025/03/10) 統合失調症の認知機能改善に対するメトホルミンの有用性(2025/03/10) EBウイルスが腎移植後のリンパ増殖性疾患に関与(2025/03/10) うつ病歴は慢性疾患の発症を早める(2025/03/10) 症状を電子的に報告するシステムががん患者の症状管理やQOLを改善(2025/03/10) 「善玉」コレステロールは緑内障リスクを高める?(2025/03/10)