日本電気株式会社(NEC)と株式会社シーエスアイ(CSI)は13日、複数の医療施設が電子カルテや医用画像などの診療情報を容易に共有し連携強化を実現する「電子カルテ/地域医療連携ソリューション」を製品化し、販売を開始した。
NECとCSIの電子カルテシステムを「ID-Link」に接続
「電子カルテ/地域医療連携ソリューション」は、(1)電子カルテシステム、(2)地域医療連携ネットワークサービス「ID-Link」、(3)電子カルテシステムを「ID-Link」に接続して診療情報を公開するのに必要な機能を予め組み込んだ専用サーバ(診療情報公開用サーバ)の3つを組み合わせて提供される。
電子カルテシステムは、NEC製が「MegaOakHR」(メガオークエイチアール)、CSI製が「MI・RA・Is(ミライズ)シリーズ」。地域医療連携ネットワークサービス「ID-Link」の利用料は、自施設の電子カルテと接続して診療情報を公開する医療施設の場合は、月額50,000円(税別)から。診療情報を閲覧する医療施設は、月額7,000円(税別)で利用できる。
なお、「ID-Link」は北海道函館地区などですでに運用されている。
詳細はプレスリリースへ
http://www.nec.co.jp/press/ja/0907/1302.html