子宮頸がん予防ワクチンのCervarixがWHOの事前認定を取得

提供元:ケアネット

印刷ボタン

公開日:2009/07/20

 



グラクソ・スミスクライン株式会社は16日、グラクソ・スミスクラインplc(本社:ロンドン、以下GSK)の子宮頸がん予防ワクチン「Cervarix」が、世界保健機関(WHO)より事前認定(Pre-qualification)を取得したと発表した。

WHOによる事前認定は、国際連合やワクチンと予防接種のための世界同盟(GAVI)等の機関が、途上国との協力によりワクチンを購入する際に必要なもので、これにより世界的に「Cervarix」をより迅速に供給できるという。

世界では年間約28万人が子宮頸がんで亡くなり、そのうち80%以上が途上国で起きている。後発開発途上国においては、検診システムが乏しいことや、HIV/AIDS等、他の深刻な疾患が蔓延していることもあり、子宮頸がんは貧しい女性に多く発症し、大きな影響を及ぼしている。

詳細はプレスリリースへ
http://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2009_07/P1000566.html