BSI-201 が転移性トリプルネガティブ乳がんにおける第III 相試験を開始

提供元:ケアネット

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公開日:2009/07/27

 

サノフィ・アベンティスと完全子会社のBiPar Sciences社は、エストロゲン受容体とプロゲステロン受容体が発現しておらずHER2 の過剰発現も見られない腫瘍と定義される転移性トリプルネガティブ乳がん(mTNBC)の患者を対象にBSI-201 を化学療法と併用する第III 相ピボタル試験を開始すると発表した。BSI-201 は、DNA の損傷修復にかかわる酵素のポリADP リボースポリメラーゼ(PARP1)を阻害する新しい開発中の標的治療薬で、この第III 相試験は、mTNBC の患者において、ゲムシタビンおよびカルボプラチンの化学
療法(GC)と併用したBSI-201 の安全性と有効性を評価するために設計された多施設共同無作為化試験とのこと。

詳細はプレスリリースへ
http://www.sanofi-aventis.co.jp/live/jp/medias/3F74A4CF-8B73-416C-BA16-4E7ACBD45456.pdf