全国1,200人の「心臓病」と「心臓病危険因子」に関する意識は?

提供元:ケアネット

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公開日:2009/08/12

 



ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカルカンパニーは7日、8月10日の「健康ハートの日」に向け、全国の男女 1,200名(20~70歳代)を対象に行った、「心臓に関する意識」調査の結果を発表した。この調査は今年で4回目で、3年前と比べ、三大疾病の中での「心筋梗塞」への関心の伸び率が最も高いことがわかり、また、大きな病気にかかった時に一番心配なこととして「お金」と回答した人が約3割(29.8%)と最も高いことがわかったという。

同調査は2009年7月にインターネットにて実施。生活習慣病への関心が高まりつつある中、今年は、「心臓病」と「心臓病危険因子」に関する意識の実態を調査した。

三大疾病の関心度については、がんが65.1%、心筋梗塞が19.0%、脳卒中が15.9%。3年前の調査結果、がんが71.2%、心筋梗塞が13.9%、脳卒中が14.9%と比較すると、心筋梗塞が5.1ポイント増と、近年、最も伸びていて、関心の高まりがうかがえるという。

また、心臓病やがんなどの病気にかかった時に一番心配になることについては、最も多かったのが「お金」(29.8%)。男女別で見ると、女性が「お金」(30.0%)である一方、男性は「自分の寿命」(30.3%)という結果だった。年代別で見ても、30~60代の女性が、「お金」と回答した人が最も多かったのに対し、40代以上の全ての年代の男性が、「自分の寿命」と回答した人が最も多い結果になったとのこと(50代は「お金」と同率)。

また、心臓の定期検診の頻度について、「受けたことがない」が22.1%、「過去に受けたことはあるが、現在定期検診は受けていない」が20.9%と、合計 43.0%が定期検診を受けず、年に1回以上の定期検診を受けている人は、依然、5割に満たないことが判明。心臓に圧迫感や動悸を感じたことがある人においても、39.3%と約4割が定期検診を受けず、疾患の早期発見の遅れが懸念される結果となった。

詳細はプレスリリースへ
http://www.jnj.co.jp/group/press/2009/0807/index.html