今後の心房細動治療はシンプルになる 2010年12月7日、「変わる!!心房細動治療」をタイトルとしたプレスセミナーが開催された。演者は、財団法人心臓血管研究所常務理事(研究本部長)の山下武志氏。 このプレスセミナーにおいて、山下氏は、心房細動治療における「CHANGE」と「SIMPLE」を強調した。その内容をレポートする。
DSソフトで症候診断力を高めよう! メディカ出版では、医療従事者向け任天堂DSソフト『症候診断トレーニングDS』を12月中旬に発売する予定だ。現在予約受付中で、制作委員会にはケアネットでおなじみの医師、中島 伸氏(独立行政法人 国立病院機構大阪医療センター)が企画発案し、池田 正行氏(長崎大学 医歯薬学総合研究科)、金井 伸行氏(医療法人社団 淀さんせん会 金井病院)、前野 哲博氏(筑波大学大学院 人間総合科学研究科)も参画している。
かぜ薬購入時のビジネスパーソンと薬剤師のコミュニケーションの実態とは・・・ グラクソ・スミスクライン株式会社のコンタック総合研究所(http://contac.jp /soken/)は4日、本格的なかぜシーズンに向け、薬局やドラッグストアなどでかぜ薬を購入するビジネスパーソンと、購入時に接する薬剤師との店頭コミュニケーションの実態調査の結果を発表した。同調査では、かぜや軽いけがなどの軽度な体調不良は、一般用医薬品(OTC医薬品)を利用して自分で手当てすること(セルフメディケーション)に着目し、ビジネスパーソンのセルフメディケーションの実行率もあわせて調べた。
健康づくりには、まずは「きれいな空気」から!? ダイキン工業株式会社は5日、全国の20代~60代の男女1万人を対象に実施した「空気に対する意識変化」をテーマにしたアンケートの結果を発表した。調査の結果、9割以上の人が空気と健康の関係性を認識しており、”健康づくりには「きれいな空気」が欠かせない”という意識を持っていることがわかった。今まで日常生活の中で気にならなかった「空気」と「健康」の関係を、昨年のパンデミック騒動で、多くの人が意識するようになったと考えられる。
第2回 減塩 2010 (2) 1日6gの減塩をあきらめない 前回に引き続き、第33回日本高血圧学会総会からの演題から減塩を中心にレポートする。患者の食塩摂取量を簡便に把握する方法とともに、減塩の具体的な方策についてもまだ手探り状態といえる。本総会においても画期的な試みの成果が発表された。
「法研 六訂版 家庭医学大全科」CD-ROM版を新発売 ロゴヴィスタ株式会社は1日、パソコン用電子辞典「LogoVista電子辞典シリーズ」の新作として、Windows版および、Macintosh版『法研 六訂版 家庭医学大全科』を、2010年11月26日より発売することを発表した。パソコンショップ、カメラ系量販店、大手書店、ダウンロードサイトなどで販売するとのこと。
世界初、ビタミンE浸漬浸透人工股関節ライナー第二世代が日本発売 バイオメット・ジャパン株式会社は1日、ビタミンE浸漬(しんせき)/浸透(しんとう)によって、高強度を保ったまま、抗酸化性、低摩耗を獲得した第二世代ハイリークロスリンクポリエチレン(以下HXLPE)採用の人工股関節ライナー「E1 HIP リングロックライナー」を、同日より日本に導入すると発表した。この製品は、世界初のビタミンEを含んだ人工股関節ライナーであり、摩耗を抑制する材料として期待されているという。
高血圧2010 第1回 減塩 2010 (1)患者さんの食塩摂取量を知る 第33回日本高血圧学会総会が10月15~17日に開催された。前回の開催以降、高血圧の領域では、レニン阻害薬、 ARBとCa拮抗薬の配合剤が発売され、これら薬剤の処方のあり方が話題になりがちではあり、本総会でもそれらを主眼としたセッションが開かれた。それらは他の情報ソースに任せるとして、ケアネットでは前回の総会が開催された 2009年10月からこの1年の間に影響力が大きい研究結果が発表された「減塩」「微量アルブミン尿」「降圧目標」の3つにテーマを絞り、学会での発表内容とこの1年間のトピックスをシリーズで採り上げたいと思う。第1回、第2回は「減塩」を採り上げる。
癌治療学会にて「精巣腫瘍患者会創設」キックオフイベントを開催 キャンサーネットジャパン NPO法人キャンサーネットジャパンは、精巣腫瘍サバイバーである小嶋修一氏、改發厚氏、京都府立医科大学泌尿器外科学の三木恒治教授を発起人とし、日本初の精巣腫瘍患者会を創設する。これまで個人のホームページやブログにて個別に発信されているカバーしきれない情報を、科学的根拠に基づき、集約的に、組織的に情報提供しようというもの。
ニンテンドーDSを使って、宮大病院が情報・アンケートサービス開始へ 株式会社プラメドと株式会社インテージは4日、任天堂株式会社の技術協力を得て、医療機関で初となる出先でのニンテンドーDS(以下DS)の新たな利用シーン創造を目的とするニンテンドーゾーンを活用した、病院来院者向けコンテンツ配信・アンケートサービス「宮大病院でDS」を開発したと発表した。2010年11月1日より宮崎大学医学部附属病院・新外来棟の患者待合スペースにおいて提供開始する。
「聞いたことがない」70%以上 双極性障害に対する認知・理解いまだ不十分 〈市民インターネット調査結果〉 9月17日、日本イーライリリー株式会社は、双極性障害の一般市民における認知調査の結果を発表した。調査は10歳代から70歳代の一般市民に行われ、有効回答1294のうち1270サンプルを解析している。
「感染症対策は一医療者、一大学病院だけで解決する問題ではない」 帝京大学への警察捜査に懸念 全国医学部長病院長会議 全国医学部長病院長会議(会長:横浜市立大学医学部長 黒岩義之氏)は9月17日記者会見を開き、帝京大学医学部附属病院で発生した院内感染問題に関して、警視庁が関係者へ任意での事情聴取を始めたことに対して懸念を抱いていることを発表した([写真右]会長:横浜市立大学医学部長 黒岩義之氏 [写真左]副会長:東京慈恵会医科大学病院長 森山寛氏)。
国内患者数は推定240万人 腰部脊柱管狭窄症患者の行動実態調査より 大日本住友製薬株式会社は10日、腰部脊柱管狭窄症の患者およびその疑いのある人の意識や行動実態を把握するための調査を実施し、その結果を発表した。
がん患者の3人に1人は誰にも相談せず一人で悩んでいる 株式会社QLifeは10日、『がんの悩み「患者末人/患者家族/近親経験者/未経験者」比較調査』の結果の第一弾“実施概要”および“患者本人編”を発表した。インターネット上でアンケートを行い、全国の患者や家族など8,218人から有効回答を得た。
がん患者の家族には、患者とは別の悩みがある 株式会社QLifeは14日、『がんの悩み「患者末人/患者家族/近親経験者/未経験者」比較調査』の結果の第二弾“患者家族編”を発表した。インターネット上でアンケートを行い、全国から8,218人から有効回答を得たうち、家族(同居家族、もしくは非同居の配偶者・親・兄弟姉妹)には3,120人が該当した。
世界一の長寿国日本、長生きに希望持っておらず 株式会社 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは9月8日、「Philips Index(フィリップス インデックス)日本人の健康および精神的充足度に関する報告書2010」を発表した。報告書によると、日本人は他国に比較して、健康および精神的充足度が低く、長生きに関しても希望を持っていないことが明らかになった。
自分の体型に合った白衣を クラシコがカスタマイズ注文開始 クラシコ株式会社は9日、自社で製造・販売を行っているブランド白衣「Classico(クラシコ)」を、袖丈や着丈などを選び、自分にぴったりのサイズや、ボタンや背裏やパイピングなどのデザイン・素材を選べるサービスを、同社のウェブサイトにて開始した。
ノバルティス 国内ワクチンメーカーと日本における狂犬病ワクチンの開発・供給について契約締結 ノバルティス ファーマ株式会社は8月24日、スイス・ノバルティス社と一般財団法人化学及血清療法研究所(以下、化血研と略)が、同社が海外で販売している精製ニワトリ胚細胞培養狂犬病ワクチン(海外での製品名:Rabipur)について、日本における開発・供給および販売に関する契約を締結したと発表した。