病型、病因で治療が異なる厄介な難病

「赤芽球癆」は、選択的に赤血球系のみが減少し、貧血を来す難病です。再発が多いですが、10年生存率は約90%と高く、継続的なフォローで予後もよくなります。本症の最新知見を、エキスパートドクターの廣川 誠氏にアップデートいただきました。「希少疾病ライブラリ」では、最新の疫学、診療、新薬の情報をお届けしています。

50歳以上に多い診断が難しい筋疾患

「封入体筋炎」は、中高年に発症する特発性の筋疾患で、発症後5~10年で車いすを必要とする状態まで進行します。根治療法は現在ありませんが、わが国で治療に向け治験も始まっています。本症の最新知見を、エキスパートドクターの青木 正志氏にアップデートいただきました。「希少疾病ライブラリ」では、最新の疫学、診療、新薬の情報をお届けしています。

急性白血病の中で最も予後が良い難病

「急性前骨髄球性白血病」は、紫斑や抜歯での出血、貧血、易感染などが診断のきっかけとなる難病です。最近では、寛解率も90%とあがり、比較的予後もよい疾患です。本症の最新知見を、エキスパートドクターの福島 俊洋氏にアップデートいただきました。「希少疾病ライブラリ」では、最新の疫学、診療、新薬の情報をお届けしています。