内科で見かける皮膚症状の特徴をクイズ形式で紹介するDr.安部の皮膚科クイズ。
中級編では、遭遇頻度が高いけれど正しい判断が難しいトリッキーな症例12問を出題。
1問5分で皮膚疾患がもっとわかるようになるクイズに挑戦してください!
第1回 その皮疹はいつからあるか?
Dr.安部の皮膚科クイズ中級編は、内科での遭遇頻度が高く、かつ鑑別の難しい症例を取り上げていきます。
第1問の所見は手指にできた黒い黒子のようなもの。
患者はがんを心配していますが、皮膚科医は「いつからあるか」を聞いて、鑑別疾患を3つ考えます。
第2問は大量のフケを主訴に来院した若年男性。
1問5分で、診断・治療・紹介のタイミングまで、内科で必要十分な皮膚疾患の理解を深めていきます!
第2回 痒みがあるとは限らない
第3問の所見は腹部の皮疹と、日常生活に支障を来すほどの落屑。
第4問は痒みや痛みのないぷっくり膨れた皮疹。
皮疹の性状と主訴を組み合わせて正解を導いてください!
第3回 患者にやめさせるべき習慣
第5問は、アトピー性皮膚炎の女性。頸部に生じたアトピーが悪化した原因を3つの選択肢から選んでください。
第6問は過去に化粧品が原因で社会現象になったこともある疾患。
治癒過程で生じる変化を知っておきましょう。
第4回 片側か両側か、それが問題だ
第7問の所見は、手掌にできた大量の皮疹。
考えられる疾患3つの違いを挙げ、診断の決め手になる質問を解説します。
第8問は口唇の水疱。
口唇ヘルペスと即断しがちですが、皮疹がある部位を確認して、考慮すべき鑑別疾患が2つあります。
これらの違いを知り、吟味するトレーニングを番組でしていきましょう。
第5回 コモンな所見ほど、入念な診察が必要
第9問の所見は腹部に集簇する小水疱。第10問は腹部の色素沈着。
第9問では誰もが疑うあの疾患を確実に診断するコツを、第10問では鑑別に挙がる2つの疾患の違いを、
それぞれ短時間で解説します。
第6回 触ってみるとわかる疾患
第11問の所見は、耳の後ろにできた白い膨らみ。
第12問は顔面にできた堤防状の腫瘍。
第11問は番組をご覧の先生も持っていてもおかしくないくらい頻度の高い疾患です。
診断のポイントになる触診について、短時間で解説していきます。