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カスガ先生の精神科入門[負けるが勝ち!]<上巻>

シリーズ名
カスガ先生の精神科入門シリーズ
診療科
精神科/心療内科 
収録内容
第1回「困った人たちとの遭遇」
第2回「うつ病に関する必要最小限の知識」
講師
春日 武彦
収録時間
97 分
価格
5,500円(税込)
発行日
2008-02-29
商品コード
CND0095

第1回「困った人たちとの遭遇」


精神科非専門医であっても決して避けては通れない、さまざまなメンタル関連の諸問題を、カリスマ精神科医・春日武彦先生が切れ味鋭く解説していきます。

第1回は「(境界性)人格障害」への対応について。医師に対して理不尽な怒りをぶつけたり、クレームをつけたり、脅したりという「困った患者さん」に悩まされた経験はありませんか?彼らは意識が清明で幻覚妄想はなく、責任能力が十全であるにも関わらず、理性的な対応を受け付けられずにトラブルを繰り返してばかりいます。
そんな患者と折り合いをつけて付き合っていくためのポイントを詳しく解説します。

第2回「うつ病に関する必要最小限の知識」
精神科の医師ではなくても、うつ病を併発した(あるいは、その疑いがある)患者を診る機会は少なくないでしょう。そこで、現代の流行病ともいうべき「うつ病」に関して、必ず知っておかなければならない「必要最小限の知識」を凝縮してお届けします。

ひとくちにうつ病といっても様々なタイプがあり、例えば身体的な訴えが強くて精神症状を隠蔽してしまうタイプは、非常に多く、早期発見と適切な治療の妨げとなっています。一通りの知識がある方でも、春日先生の含蓄のある解説を聞けば、難解なうつ病をより深く理解できるはずです。

春日 武彦 ( かずが たけひこ )氏 東京未来大学教授 / 心療内科病院・楽山

日本医科大学卒業。医学博士。産婦人科勤務の後、障害児を産んだ母親のフォローを契機に精神科医に転じた。精神保健福祉センター、都立松沢病院、都立墨東病院などを経て、現在は心療内科病院・楽山における臨床の傍ら東京未来大学教授も務める。 著書:『心という不思議』(角川書店)、『私たちはなぜ狂わずにいるのか』(新潮社)、『不幸になりたがる人たち』(文藝春秋)、『顔面考』(紀伊國屋書店)、『援助者必携 はじめての精神科』(医学書院)など、専門書・一般書ともに多数。