新型コロナウイルスはヒトの免疫応答を巧妙に抑制する 最終更新:2020/10/13 バイオの火曜日 Cell誌掲載の新たな報告で、SARS-CoV-2は細胞内でタンパク質生成の3工程すべてを妨害し、インターフェロン反応を抑制することが明らかに。創薬への応用にもつながりうる、その機構とは。
電話のみの初診、麻薬処方…オンライン診療は課題山積み!? 最終更新:2020/10/08 裏側から木曜日 新型コロナ対応の一環として、初診も含め全面解禁されているオンライン診療。時限的な特例措置ではあるものの、恒久的な運用への確実な布石になっているようです。しかし、国の検証では次々と問題が…。
“子宮に有益”を英語で言うと? 最終更新:2020/10/07 薬剤の意外な名称由来 切迫流・早産を抑える薬は産婦人科非専門医にとって馴染みがないもの。しかし、妊婦さんの合併症を診察するうえで、この薬剤が糖尿病や高血圧症に禁忌であることを理解しておく必要があります。
新型コロナウイルスには鎮痛作用がある? 最終更新:2020/10/06 バイオの火曜日 まだまだ不明な点が多いSARS-CoV-2の人体への影響。新たな研究が、ウイルスのスパイクタンパク質に鎮痛作用がある可能性を示唆。無症状者が多い背景にもこの鎮痛作用がある?
ワクチン未接種者に勧奨必要な日本脳炎 最終更新:2020/10/01 今、知っておきたいワクチンの話 日本脳炎はワクチンで罹患を避けうる疾患ですが、日本脳炎ワクチンは定期接種からはずれた時期もあり、未接種の人がいるためキャッチアップが望まれています。日本脳炎ワクチンについて西岡洋右氏が解説します。
日本のCOVID-19死亡率が低いのはα1-アンチトリプシンのおかげ? 最終更新:2020/09/29 バイオの火曜日 死亡率の高いイタリア北部では、ある糖蛋白の欠乏症につながる遺伝子変異を持つ人が多く、日本では少ない。BCGワクチン接種により血中濃度が上昇する、その糖蛋白とCOVID-19の関連とは。
アトピー性皮膚炎、悪玉細菌を減らす常在細菌の塗布で改善 最終更新:2020/09/22 バイオの火曜日 健康なヒトの皮膚に常在する細菌ロゼオモナスを塗布した軽度~重度のアトピー性皮膚炎小児で、改善効果が認められた。他の皮膚疾患への効果も期待される、その働きとは?
オンライン診療めぐり日医と全面対決か?菅総理大臣になったらグイグイ推し進めるだろうこと(後編) 最終更新:2020/09/16 ざわつく水曜日 気になるけれども、あまりおおっぴらには語りにくい、そんな医療業界の情報を医療メディアの元編集長が紹介します。今回は新型コロナで注目を集め、新たな菅政権も推し進めるであろうオンライン診療の話題です。
難聴や脳炎を防ぐムンプスワクチン 最終更新:2020/09/15 今、知っておきたいワクチンの話 今回は「ムンプスワクチン」をお届けします。ムンプスは唾液や飛沫で広がる感染力の強い感染症で、難聴や髄膜炎、脳炎などの合併症を起こします。いまだ定期接種化されていないワクチンの概要を千葉大氏が解説。
めまいを誤診する5つのポイント 最終更新:2020/09/08 救急診療の基礎知識 危険なめまいを見逃してしまう理由には、どんなものがあるでしょうか。今回も68歳女性の症例を基に、めまい診療の具体的アプローチを坂本壮氏が詳しく解説します。
免許証サイズで5ドル15分の新型コロナ抗原検査キット、FDA承認後政府が大量購入 最終更新:2020/09/01 バイオの火曜日 8月26日、FDAが承認したAbbott社の新たな検査キットを、翌日米政府が1億5千回分購入。安価で簡便、感度97.1%・特異度98.5%でアプリと連動するというそのキットとは?
心電図がそっくりな「右室〇〇」の見分け方 最終更新:2020/08/24 Dr.ヒロのドキドキ心電図マスター 病態的に異なる疾患でも、心電図ではそっくりな波形が現れてしまう「右室肥大」と「右脚ブロック」。それぞれの心電図の違いを比較することで、診断時の見間違いを解決できますよ!
COVID-19感染数に比して死亡数が少ないアフリカ、なぜか? 最終更新:2020/08/18 バイオの火曜日 アフリカ大陸での感染者数は8月の時点で100万人を超えたが、死亡率は世界平均よりも低い。複数の査読前論文では、10人ないし20人に1人がすでに抗体を有していたとの報告もあり…?
千葉大総診の神髄本 最終更新:2020/08/14 Dr.倉原の“俺の本棚” 今回、倉原氏の本棚からご紹介するのは臨床推論の本著。一般的な症候から診断を絞り込むのはよくある構成ですが、その過程で示される問診や診察の“型”は「圧倒的な質の高さ」とお墨付きです。
医師の質・能力、実はどうでもいい? LINEヘルスケア事件の先にある世界 最終更新:2020/08/12 ざわつく水曜日 気になるけれども、あまりおおっぴらには語りにくい、そんな医療業界の情報を医療メディアの元編集長が紹介します。今回は、医師のずさんな応対が注目を集めた、LINEヘルスケアのニュースについてです。
サヴィオゾールは頼もしい!名称由来は? 最終更新:2020/08/12 薬剤の意外な名称由来 輸液の種類は数あれど、デキストラン40を主成分とするこの薬剤は、効能・効果にふさわしい名称由来を持っています。投与する際は5日以内とし、長期連用は避けましょう。
流行前の血液検体から新型コロナ反応抗体/キャンプ場でCOVID-19が大流行 最終更新:2020/08/11 バイオの火曜日 COVID-19流行前に採取された血液検体から、SARS-CoV-2反応T細胞や抗体が検出されたという報告が相次いでいる/米国のキャンプ場での小児の集団感染が報告された。どんな状況だったのか?