第167回 「長期収載品は差額ベッドと同じ」、止められない自己負担化の流れ 「骨太の方針2023」で気になった2つのこと(前編)
最終更新:2023/06/28
今月、政府は「骨太方針2023」を閣議決定しました。医療や社会保障関連の項目に関しても思い切った提言が入っているようです。注目すべきポイントをお伝えします。
第167回 「長期収載品は差額ベッドと同じ」、止められない自己負担化の流れ 「骨太の方針2023」で気になった2つのこと(前編)
最終更新:2023/06/28
今月、政府は「骨太方針2023」を閣議決定しました。医療や社会保障関連の項目に関しても思い切った提言が入っているようです。注目すべきポイントをお伝えします。
第166回 医師、医学生にも“縁”深い刑法の改正、性犯罪厳罰化と「撮影罪」新設で思い出した滋賀医大生事件の今
最終更新:2023/06/21
性犯罪の成立要件を見直す刑法改正案が成立しました。「不同意性交罪」への罪名変更など、性犯罪に対して的確かつ厳格に対処するのが狙いです。以前この連載で紹介した、医大生による集団暴行事件の現況を紹介。
第165回 NP制度化、かかりつけ医機能認定制……、開業医常任理事を4人増員し、とにかく反対し続ける日医に未来はあるのか?
最終更新:2023/06/14
政府の規制改革推進会議の答申書が公表されましたが、医療面で注目されていた「ナース・プラクティショナー制度」は尻すぼみの結果となりました。今回も日本医師会などが強硬に反対したことが大きな理由のようです。
第164回 抗えない医療DX推進に向けての布石、改正マイナンバー法成立。窓口トラブル対応に診療報酬つければ医師の“アレルギー”もなくなる?
最終更新:2023/06/07
来秋の健康保険証廃止、マイナンバーカード一本化が正式決定。トラブルも報告されていますが、医療DXへの流れは避けられません。患者・医療機関双方に残る“デジタルアレルギー”解消にこんなアイデアが効くかも?
第163回 Elsevier社のオープンアクセス論文誌、“ハゲタカ”ばりの貪欲さに編集委員が反発、全員辞任し新しい論文誌創刊へ
最終更新:2023/05/31
The LancetやCellなどを発行するElsevier社、神経画像の論文誌の編集委員全員が辞任というニュースの背景には、高額な掲載料で高い利益率を確保する同社への研究者の抵抗がありました。
第162回 止められない人口減少に相変わらずのんきな病院経営者、医療関係団体(後編) 「看護師に処方権」「NP国家資格化」の行方は?
最終更新:2023/05/24
先日の政府の規制改革推進会議において、医師の佐々木 淳氏が薬剤の処方に関する大胆な提案を行いました。しかし、日本薬剤師会会長は、これに断固反対の旨を明言しています。その内容とは?
第161回 止められない人口減少に相変わらずのんきな病院経営者、医療関係団体。取り返しがつかなくなる前に決断すべきこととは…(前編)
最終更新:2023/05/17
「将来推計人口」が6年ぶりに発表、止まらない人口減少の流れが改めて確認されました。大きな市場変化に対して動きの鈍い医療機関ですが、中には思い切った再編に打って出た地方もあるようです。
第160回 岡山大教授の論文不正、懲戒解雇で決着も論文撤回にはまだ応じず
最終更新:2023/05/10
nature neuroscienceという一流誌に掲載された岡山大教授の論文に不正があったことが確認され、同教授は懲戒解雇に。しかし本人は不正を認めず、論文撤回にも応じていないようです。
第159回 働き方改革まであと1年、大学病院の医師約3割が年960時間超の残業見込み。危惧される派遣先からの医師引き揚げ
最終更新:2023/05/03
「医師の働き方改革」スタートまであと1年。しかし、最近の調査では、大学病院で働く医師の約3割が基準超の時間外勤務をしている実態が明らかになりました。現場の懸念は現実的な部分に集まっているようで…。
第158回 またまた医師退職問題を起こしていた京都府立医大、移植チームの体制整え1年ぶりに腎移植再開
最終更新:2023/04/26
昨年発覚した大津市民病院の医師退職問題。“本丸”である京都府立医大病院でも、医師退職によって腎移植が停止していたことが明らかになりました。問題の底流には、度重なる同大の不祥事や事件があるようです。