第229回 武見厚労相最後の大仕事か?「医師偏在是正に向けた総合的な対策」の議論本格化 最終更新:2024/09/11 自民党総裁選後、内閣も変わることが見込まれます。これが最後の大仕事になる公算が高い、武見敬三厚生労働大臣による医師偏在対策の議論が本格化しています。
第228回 パワハラの訴えを撤回させようとまたパワハラ 札幌医大教授が今年2回目の懲戒処分で停職合計8ヵ月に 最終更新:2024/09/04 各所でパワハラが問題になっています。8月、札幌医科大は5月にパワハラなどで停職3ヵ月になった50代男性教授が、部下に申し出を撤回するよう求めていたことがわかったとして、追加処分を行いました。
第227回 東京女子医大 第三者委員会報告書を読む(後編)「“マイクロマネジメント”」と評された岩本氏が招いた「どん底のどん底」より深い“底” 最終更新:2024/08/28 東京女子医大にまつわるさまざまな問題が明らかになってきました。 8月に発表された第三者委員会の報告書から、岩本絹子前理事長の経営者としての資質を疑問視する部分について紹介します。
第226回 東京女子医大 第三者委員会報告書を読む(前編)「金銭に対する強い執着心」のワンマン理事長、「いずれ辞任するが、今ではない」と最後に抗うも解任 最終更新:2024/08/21 本連載でも度々書いてきた東京女子医大にまつわる数々の問題。8月に岩本絹子前理事長が全役職から解任され、第三者委員会が調査報告書を公表するなど、事件は次のフェーズに入ったようです。
第225回 徳田虎雄氏死去、地域医療にもたらしたインパクトとその功績を考える(後編) 最終更新:2024/08/14 元徳洲会理事長・衆議院議員の徳田 虎雄氏が亡くなりました。徳田氏の強烈なリーダーシップのもと全国展開した徳洲会グループの病院は、今の日本の医療を先取りするような先進的な医療を展開しました。
第224回 徳田虎雄氏死去、地域医療にもたらしたインパクトとその功績を考える(前編) 最終更新:2024/08/07 元徳洲会理事長・衆議院議員の徳田 虎雄氏が亡くなりました。「生命いのちだけは平等だ!」をスローガンに全国にまたがる医療グループを築き上げた氏の功績は特筆すべきものですが、一方で負の側面もありました。
第223回 厚労省ヘルスケアスタートアップPT報告書を読む(後編) あの一般向けがんリスク判定会社もターゲットか?消費者向けの各種検査サービス、医師法に照らし合わせて総点検へ 最終更新:2024/07/31 6月に厚労省のプロジェクトチームが医療ベンチャー振興に関する提言を発表しました。この中にある「非臨床の消費者向け検査サービスに関する法規制の明確化を図る」という項目に注目しました。
第222回 厚労省ヘルスケアスタートアップPT報告書を読む(前編) 診療報酬依存のスタートアップには若干の光明? 最終更新:2024/07/24 2024年の診療報酬改定では往診報酬が大幅減額され、医療スタートアップが展開する夜間休日往診サービスの撤退・縮小が相次ぎました。一方で、国は医療ベンチャー創生に向けた大きな方向性を提示しています。
第221回 名古屋第二日赤の研修医“誤診”報道に医療界が反発、日赤本社の医療事故に対する鈍感さ、隠蔽体質も影響か(後編) 最終更新:2024/07/17 6月に日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院が公表した医療事故。1月に京都市の行政指導が行われた京都第一赤十字病院の事件も振り返りながら、それぞれの問題点を洗い出します。
第220回 名古屋第二日赤の研修医“誤診”報道に医療界が反発、日赤本社の医療事故に対する鈍感さ、隠蔽体質も影響か(前編) 最終更新:2024/07/10 先月、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院が公表した医療事故。発表直後は「研修医が誤診」といった見出しの報道が行われましたが、その後、医療メディアなどではそうした見方に対する反論が相次いでいます。