第226回 東京女子医大 第三者委員会報告書を読む(前編)「金銭に対する強い執着心」のワンマン理事長、「いずれ辞任するが、今ではない」と最後に抗うも解任 最終更新:2024/08/21 本連載でも度々書いてきた東京女子医大にまつわる数々の問題。8月に岩本絹子前理事長が全役職から解任され、第三者委員会が調査報告書を公表するなど、事件は次のフェーズに入ったようです。
第225回 徳田虎雄氏死去、地域医療にもたらしたインパクトとその功績を考える(後編) 最終更新:2024/08/14 元徳洲会理事長・衆議院議員の徳田 虎雄氏が亡くなりました。徳田氏の強烈なリーダーシップのもと全国展開した徳洲会グループの病院は、今の日本の医療を先取りするような先進的な医療を展開しました。
第224回 徳田虎雄氏死去、地域医療にもたらしたインパクトとその功績を考える(前編) 最終更新:2024/08/07 元徳洲会理事長・衆議院議員の徳田 虎雄氏が亡くなりました。「生命いのちだけは平等だ!」をスローガンに全国にまたがる医療グループを築き上げた氏の功績は特筆すべきものですが、一方で負の側面もありました。
第223回 厚労省ヘルスケアスタートアップPT報告書を読む(後編) あの一般向けがんリスク判定会社もターゲットか?消費者向けの各種検査サービス、医師法に照らし合わせて総点検へ 最終更新:2024/07/31 6月に厚労省のプロジェクトチームが医療ベンチャー振興に関する提言を発表しました。この中にある「非臨床の消費者向け検査サービスに関する法規制の明確化を図る」という項目に注目しました。
第222回 厚労省ヘルスケアスタートアップPT報告書を読む(前編) 診療報酬依存のスタートアップには若干の光明? 最終更新:2024/07/24 2024年の診療報酬改定では往診報酬が大幅減額され、医療スタートアップが展開する夜間休日往診サービスの撤退・縮小が相次ぎました。一方で、国は医療ベンチャー創生に向けた大きな方向性を提示しています。
第221回 名古屋第二日赤の研修医“誤診”報道に医療界が反発、日赤本社の医療事故に対する鈍感さ、隠蔽体質も影響か(後編) 最終更新:2024/07/17 6月に日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院が公表した医療事故。1月に京都市の行政指導が行われた京都第一赤十字病院の事件も振り返りながら、それぞれの問題点を洗い出します。
第220回 名古屋第二日赤の研修医“誤診”報道に医療界が反発、日赤本社の医療事故に対する鈍感さ、隠蔽体質も影響か(前編) 最終更新:2024/07/10 先月、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院が公表した医療事故。発表直後は「研修医が誤診」といった見出しの報道が行われましたが、その後、医療メディアなどではそうした見方に対する反論が相次いでいます。
第219回 女子医大のXデー近づく?警視庁の家宅捜索の次は、卒業生の教員への採用・昇格に寄付金要請、推薦入試での寄付金受け取りも発覚 最終更新:2024/07/03 東京女子医大絡みの不祥事が続いています。勤務実態のない職員に給与が支払われていたとして今年3月に理事長宅などが捜索を受けたのに続き、再び金絡みの問題が明るみに出て、ガバナンス不全を露呈しています。
第218回 2040年に向けさまざまな改革が本格始動、「骨太の方針2024」から見えてくる医療提供体制の近未来像 最終更新:2024/06/26 「骨太の方針2024」が閣議決定され、2040年頃までを想定した医療改革案の大枠が見えてきました。年末までの具体策の策定期限も設定されており、今年は医療界にとって重要な年になりそうです。
第217回 迫る日医会長選、「もう日医の力は昔ほどではない」と元自民党医系議員、松本会長は再選後も“茨の道”か? 最終更新:2024/06/19 日本医師会の会長選挙が今週末に迫ってきました。現会長の松本吉郎氏と元副会長の松原謙二氏という、前回選挙と変わらない構図ながら、日医を取り巻く「環境」のほうは変わりつつあるようです。