第219回 女子医大のXデー近づく?警視庁の家宅捜索の次は、卒業生の教員への採用・昇格に寄付金要請、推薦入試での寄付金受け取りも発覚 最終更新:2024/07/03 東京女子医大絡みの不祥事が続いています。勤務実態のない職員に給与が支払われていたとして今年3月に理事長宅などが捜索を受けたのに続き、再び金絡みの問題が明るみに出て、ガバナンス不全を露呈しています。
第218回 2040年に向けさまざまな改革が本格始動、「骨太の方針2024」から見えてくる医療提供体制の近未来像 最終更新:2024/06/26 「骨太の方針2024」が閣議決定され、2040年頃までを想定した医療改革案の大枠が見えてきました。年末までの具体策の策定期限も設定されており、今年は医療界にとって重要な年になりそうです。
第217回 迫る日医会長選、「もう日医の力は昔ほどではない」と元自民党医系議員、松本会長は再選後も“茨の道”か? 最終更新:2024/06/19 日本医師会の会長選挙が今週末に迫ってきました。現会長の松本吉郎氏と元副会長の松原謙二氏という、前回選挙と変わらない構図ながら、日医を取り巻く「環境」のほうは変わりつつあるようです。
第216回 Apple Watchの「心房細動履歴プログラム」をPMDAが医療機器承認、近い将来、針を刺さず血糖値測定ができる機能も搭載される? 最終更新:2024/06/12 5月、Apple Watch搭載の心房細動履歴プログラムがPMDAからの承認を受け、日本でも利用可能になりました。ウェアラブルデバイスの今と将来について考えます。
第215回 乱立する一般社団法人の美容クリニック、院長の名義貸しも常態化、見て見ぬふりの厚労省も規制にやっと本腰か? 最終更新:2024/06/05 先日、NHKが美容医療を巡るトラブルを複数の番組で報道しました。乱立する美容クリニックとその杜撰な経営や施術の背景には、公益法人制度改革という規制緩和があるようです。
第214回 岸田首相、初夏の山形・酒田へ。2024年度から制度テコ入れの地域医療連携推進法人に再び脚光 最終更新:2024/05/29 2017年4月に制度がスタートした「地域医療連携推進法人」。現状39法人と数的には今ひとつですが、各地でこの枠組みを使った新たな展開がはじまっており、制度自体の使い勝手も向上しているようです。
第213回 新規開業の落とし穴(後編) ドクター・ショッピングのあげく、足専門の重装備クリニックで不正請求を体験して実感した開業のダークサイド 最終更新:2024/05/22 コロナ禍が過ぎ、診療所の新規開業が再び増え始めているようです。最近の開業のトレンドである「診療所の大型化・重装備化」「複数医師による開業」について、最近の自身の経験を踏まえてレポートします。
第212回 新規開業の落とし穴(前編) 診療所の大型化・重装備化、複数医師開業というトレンドの背後にあるもの 最終更新:2024/05/15 コロナ禍が過ぎて、診療所の新規開業が再び増え始めているようです。最近の開業のトレンドである、「診療所の大型化・重装備化」、「複数医師による開業」のポイントと注意点を解説します。
第211回 あの事件その後 女子医大は第三者委員会で調査開始へ、甲南医療センター研修医自殺事件は民事裁判で病院側が争う姿勢、東京医大入試裁判は贈賄側の控訴棄却 最終更新:2024/05/08 連休前、本連載で取り上げてきた東京女子医大経営陣の不正、甲南医療センターの専攻医自殺、東京医科大元理事長の汚職など、医療業界の注目事件が矢継ぎ早に新たな展開を見せました。
第210回 大病院で繰り返されるがん“見逃し”事故、名大病院が画像診断レポートの所見に担当医が対応せず肺がんが進行し、死亡した事例を公表 最終更新:2024/05/01 4月、名大病院は、画像診断レポートに記載された所見を見落として放置し、患者が死亡した事例を公表しました。同様の事故は全国で頻発しており、その都度注意喚起が行われてきましたが、なくならないようです。