紫斑や関節痛、間質性肺炎などを合併する患者で想起したい疾患 最終更新:2024/07/11 希少疾病ライブラリ 全身にさまざまな症状を呈する「顕微鏡的多発血管炎」。わが国には約1万人の患者さんが推定され、最近では診療ガイドラインのアップデートのほか、アバコパンという治療薬も登場しました。本症の概要を伊藤聡氏が解説します。
女児に多い「アイカルディ症候群」とは 最終更新:2024/07/04 希少疾病ライブラリ アイカルディ症候群は、主に女児に発症する神経疾患であり、脳梁欠損、点頭てんかんなどの症状を主症状とします。根治療法はなく、対症療法が主な治療となります。本症の概要を三宅紀子氏が解説します。
書籍紹介『高齢者総合機能評価(CGA)に基づく診療・ケアガイドライン2024』 最終更新:2024/07/03 医学のしおり 高齢者の包括的な評価および診療を行ううえで欠かせない評価ツールCGAについて、ガイドラインが作成されました。高齢者に関わるすべての医療者に役立つ内容となっています。
バリアフリーはどこにある!?車いす介助から見えた現実 最終更新:2024/06/28 バズった金曜日 父親が車いすを必要とするようになり、村上氏は父の車いす介助をすることになりました。すると、歩道は傾き、エレベーターまでの道のりが遠いなど、バリアフリーとは到底離れた市中の現実を目の当たりにします。
異例の承認「外傷性脳損傷による運動麻痺」の改善薬 最終更新:2024/06/21 バズった金曜日 「外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺の改善」の適応で申請されていた薬剤が承認されました。しかし、通常の承認とは異なり、「承認するが、当面出荷は認めず」という異例の結果が。これはいったいなぜでしょうか。
新薬開発が進む全身性アミロイドーシス 最終更新:2024/06/21 希少疾病ライブラリ プロレスラーのアントニオ猪木さんが闘った病気として知られる「全身性アミロイドーシス」。近年では治療薬も開発され、予後の改善なども期待されています。本症の概要を安東由喜雄氏が解説します。
「面倒くさい」は認知症一直線!アルツハイマー病脳画像の最初期の所見 最終更新:2024/06/20 外来で役立つ!認知症Topics 認知症外来では、もの忘れと共に「やる気がなくなった」という訴えがよくあるそうです。「面倒くさい」という気持ちは、認知症一直線だという朝田氏。そのような認知症の前臨床期に、脳画像に現れる変化とは?
今日は「認知症予防の日」です 最終更新:2024/06/14 今日は何の日? アルツハイマー病の発見者アルツハイマー博士の誕生日から日本認知症予防学会が制定しました。外来診療で参考になる認知症のコンテンツや関係するニュースをお届けします。
全身型重症筋無力症の治療動向【CareNet.com会員アンケート】 最終更新:2024/06/03 Drs' Voice 全身型重症筋無力症の治療動向について、ケアネット会員のうち、中等症以上の診療に関わる脳神経内科医師49名にアンケートを実施しました。
書籍紹介『神経発達症群(講座 精神疾患の臨床 第9巻)』 最終更新:2024/06/03 医学のしおり 人口の1割以上が該当するという神経発達症。成人後に診断されるケースも多く、神経発達症を専門としない精神科医にとっても重要性が増しています。本書は神経発達症群全般の最新情報をわかりやすく解説します。
高齢者診療の困ったを解決するヒントは「老年医学」にあり!【新連載】 最終更新:2024/05/28 こんなときどうする?高齢者診療 「肺炎治療は成功したけれど自宅に帰ることができなくなってしまった85歳女性」どうしたらよりよい結果を得られたのでしょうか?老年医学の考え方と型から解決のヒントを探ります。
パーキンソン病(指定難病)の外来指導管理料の算定漏れ 最終更新:2024/05/27 斬らレセプト パーキンソン病の症状で受診した患者さんについて、現在「特定医療費」の申請中とのこと。こうした場合でもある条件を満たせば、外来指導管理料の請求ができます。算定漏れの対策について医療事務のエキスパート、ソラストが解説します。
「認知症にならない、脳に良い食品は?」と聞かれたら 最終更新:2024/05/20 外来で役立つ!認知症Topics 「認知症にならない、脳に良い食品は何ですか?」と尋ねられることが多い朝田氏。脳にとって最重要物質と考えられているのが、体内で作れない必須脂肪酸です。効果的に摂取するにはどんな食事がよいでしょう?
睡眠中の脳梗塞、治療の選択肢は? 最終更新:2024/05/08 救急診療の基礎知識 今回は睡眠中の脳梗塞の症例をお届けします。血栓溶解療法、血栓回収療法の選択について、救急医療のエキスパート、坂本壮氏がレクチャーします。
学生に講義するとき、心掛けていること3つ 最終更新:2024/04/25 Dr.中島の新・徒然草 新年度から、看護学校で神経解剖の講義を受け持つことになった中島氏。これまでの神経内科を新任の先生に引き継ぎ、準備万端で臨みます。学生に教えるときに、講義がうまくいくように心掛けていることが3つあります。
抗てんかん薬2剤処方での特定薬剤治療管理料の算定漏れ 最終更新:2024/04/22 斬らレセプト 今回はてんかんの治療薬を処方した際に、「特定薬剤治療管理料」の申請数を誤り、請求できる報酬が漏れていた事例です。細かい点ですが、請求漏れを防ぐ対策を医療事務のエキスパート、ソラストが解説します。
エンディングノートに書くべき、必要最小限の4項目 最終更新:2024/04/17 外来で役立つ!認知症Topics 老い先を託された人が困らないように、自分の介護や終末期医療、相続などの希望を書き記しておく「エンディングノート」。元気なうちは誰もが向き合いたくないことばかりで、書き始めても難航する人が多いようです。
「dementia」の語源が示す、人間の「状態」とは? 最終更新:2024/04/12 病名のルーツはどこから?英語で学ぶ医学用語 「認知症」は一般的な疾患なので、英名「dementia」を知っている方も多いでしょう。でもその由来まで知っていますか?語源まで遡ることで、英語の病名と関連用語を深く理解することができます。
積極的安楽死、日本で認められるための「条件」 最終更新:2024/04/03 ざわつく水曜日 2020年に起こったALSを患う女性を本人からの依頼で殺害した罪などに問われていた医師に、京都地裁が判決を言い渡しました。判決文は、嘱託殺人の罪に問うべきでない事案について必要な要件を示しています。
コロナは認知症に関連するか?今注目されている因子 最終更新:2024/03/12 外来で役立つ!認知症Topics コロナパンデミック当初は、高齢者が孤独化することで認知症が増加するといわれていました。最近では、長期間の追跡調査の結果から、コロナと認知症発症に関わる危険因子について、徐々に解明が進んでいます。