〔CLEAR! ジャーナル四天王(82)〕 2型糖尿病患者に対して冠動脈カルシウム・スコアは有用な検査か? 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2013/04/09 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 近森 大志郎( ちかもり たいしろう ) 氏 東京医科大学 第二内科 教授 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 冠動脈石灰化スコア、2型糖尿病患者のリスク評価に有用/BMJ(2013/04/05掲載) 従来の冠危険因子の中でも糖尿病の危険度は高く、高血圧や脂質異常症の治療ガイドラインのリスク層別化でも糖尿病のリスク比重はより重く設定されている。すなわち、糖尿病である対象者は心血管疾患発症の一次予防よりも二次予防に近い治療管理の適応となる。このような状況で、糖尿病患者の中でもより高リスクのグループを同定できないかとの数多くの試みがなされている。 ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 近森 大志郎先生の他のコメント SCOT-HEART試験:冠動脈疾患による狭心症が疑われる症例への冠動脈CT検査(解説:近森 大志郎 氏)-342 (2015/04/13掲載) PROMISE試験:冠動脈疾患に対する解剖的評価と機能評価検査の予後比較(解説:近森 大志郎 氏)-328 (2015/03/31掲載) 冠動脈プラーク評価におけるフッ化ナトリウムおよびFDG‐PETの比較(コメンテーター:近森 大志郎 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(170)より- (2014/01/20掲載) 冠動脈CT:カルシウム容積スコアと密度スコア(コメンテーター:近森 大志郎 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(164)より- (2013/12/25掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 公共の場でのマスク着用、呼吸器感染症の発症予防効果は/BMJ(2024/08/02) 中等~重症の潰瘍性大腸炎、リサンキズマブの導入・維持療法が有効/JAMA(2024/08/02) エフアネソクトコグ アルファ12歳未満重症血友病Aでもトライする価値あるかも(解説:長尾梓氏)(2024/08/02) ニボルマブ承認から10年、がん治療はどう変わったか/小野・BMS(2024/08/02) 免疫不全患者に対するCOVID-19の曝露前発症抑制、sipavibart承認申請/AZ(2024/08/02) 日本女性の平均寿命87.14歳は世界1位、男女とも前年より寿命延長/厚労省(2024/08/02) うつ病診断歴が双極性障害のアウトカムに及ぼす影響(2024/08/02) 妊娠・乳幼児期の大気汚染物質の複合曝露が小児喘息と関連(2024/08/02)