〔CLEAR! ジャーナル四天王(89)〕 C型慢性肝炎に対する治療法はいよいよ最終段階へ!-3剤併用療法のreport- 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2013/04/26 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 中村 郁夫( なかむら いくお ) 氏 東京医科大学 八王子医療センター 消化器内科 J-CLEAR特任評議員 オリジナルのニュース ソホスブビル+リバビリン併用12週治療で、慢性HCV患者のSVR24達成/Lancet(2013/03/27掲載) C型慢性肝炎に対する従来の標準治療は、PEG-Interferon(PEG-IFN)とRibavirin(Rib)の併用療法であった。しかし、この治療法では、(日本のC型肝炎患者の半数を占める)1b型高ウイルス量のいわゆる<難治例>に対する治療効果として、Sustained Virological Response(SVR:治療終了後6ヵ月の時点での血中HCV陰性化)を得られる頻度は、約50%であった。 ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 中村 郁夫先生の他のコメント 進行肝細胞がんに対する多標的チロシンキナーゼ阻害薬療法(解説:中村郁夫氏)-903 (2018/08/23掲載) パンジェノタイプのDAA療法の登場と今後に残された課題(解説:中村郁夫氏)-825 (2018/03/13掲載) 本邦初のIFNフリー・リバビリンフリー・パンジェノタイプのDAA療法の登場(解説:中村 郁夫 氏)-765 (2017/11/20掲載) 前治療歴のあるC型慢性肝炎に対するsofosbuvir、velpatasvir、およびvoxilaprevir療法の検討(解説:中村 郁夫 氏)-697 (2017/07/07掲載) 原発性胆汁性胆管炎に対するオベチコール酸治療に関するプラセボ群を対照とした治験(解説:中村 郁夫 氏)-595 (2016/09/29掲載) 高ウイルス量のHBVを有する母親で母児感染を防ぐためのテノホビル療法(解説:中村 郁夫 氏)-568 (2016/07/18掲載) ASTRAL-2,-3試験:遺伝子型2型3型のHCVに対するソホスブビル・velpatasvir併用療法(解説:中村 郁夫 氏)-466 (2016/01/11掲載) 世界における慢性B型肝炎の有病率の評価 -西太平洋地域では、日本はオーストラリア・マレーシアに次いで3番目に低率-(解説:中村 郁夫 氏)-409 (2015/09/09掲載) C型慢性肝炎に対する経口薬併用療法の時代到来!(解説:中村 郁夫 氏)-367 (2015/06/10掲載) FLINT試験:FXRリガンドであるオベチコール酸はNASH治療薬となりうるか? (解説:中村 郁夫 氏)-287 (2014/12/10掲載) HALLMARK-DUAL 試験:C型慢性肝炎に対する治療法の開発は最終段階へ!―IFN freeのアスナプレビル・ダクラタスビル併用療法の報告―(解説:中村 郁夫 氏)-266 (2014/10/28掲載) C型慢性肝炎に対するIFN-freeの治療法に関する検討 ―レディパスビル・ソホスブビル療法の期間短縮は可能か―(コメンテーター:中村 郁夫 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(211)より- (2014/06/12掲載) C型慢性肝炎に対する治療法の開発は最終段階へ!―IFN freeの経口薬併用療法の報告―(コメンテーター:中村 郁夫 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(175)より- (2014/02/21掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 前糖尿病の肥満へのチルゼパチド、糖尿病発症リスク93%減/NEJM(2024/11/22) 生後2年間のデジタル介入で肥満リスク低下/JAMA(2024/11/22) BRCA1/2病的バリアント保持者における乳がん後の二次原発がんリスク/JCO(2024/11/22) 家庭内のインフル予防、手指衛生やマスクは効果ある?~メタ解析(2024/11/22) 統合失調症患者に対する抗精神病薬の投与経路変更の影響は〜メタ解析(2024/11/22) 「週末戦士」でも脳の健康に利点あり(2024/11/22) 減量薬のアクセス拡大が年4万人以上の米国人の命を救う可能性(2024/11/22) 抗てんかん薬の早期処方が認知症リスクの低さと関連(2024/11/22)
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