乳腺疾患における生検、病理医による診断の精度は?(解説:廣中 愛 氏/吉田 正行 氏)-349

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2015/04/21

本記事のコメンテーター

廣中 愛(ひろなか あい)氏/吉田 正行( よしだ まさゆき ) 氏

国立がん研究センター中央病院 病理科

J-CLEAR推薦コメンテーター

 乳腺疾患の治療方針の決定にあたり、針生検または切除生検の病理組織診断の果たす役割はきわめて大きい。生検で得られた標本には、悪性(浸潤がん、非浸潤がん)から良性病変、ないし正常組織まで含まれ、良性であっても異型を伴うものが存在する。マンモグラフィや検診が普及した今日では、良悪性の鑑別が困難な病変が針生検に提出される機会が増加しており、たとえばlow grade ductal carcinoma in situ(DCIS)とatypical du…

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J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。
本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。