パーキンソン病に対するレボドパ製剤無作為化遅延開始試験(解説:仙石 錬平 氏)-1034 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2019/04/30 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 仙石 錬平( せんごく れんぺい ) 氏 東京都健康長寿医療センター 神経内科専門部長 オリジナルのニュース パーキンソン病へのレボドパ製剤投与、疾患修飾効果なし/NEJM(2019/01/31掲載) パーキンソン病の治療について考える際の重要な項目の1つに、進行抑制を可能とする治療法が存在するのかしないのかが挙げられる。2019年時点でパーキンソン病治療に対するDMTは存在しない。DMTを間接的に評価、証明するための研究デザインの1つに今回、本論文で使用された“delayed start trial”がある。これは、試験薬剤を研究開始時から投与する群(early-start group)と投与する時期を遅らせて開始する群(delayed-start group… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 参考文献・参考サイトはこちら 1)Cilia R, et al. Brain. 2014;137:2731-2742. 2)Parkinson Study Group. Arch Neurol. 2004;61:561-566. 3)Olanow CW, et al. N Engl J Med. 2009;361:1268-1278. 4)Schapira AH, et al. Lancet Neurol. 2013;12:747-755. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 心筋線維化を伴う無症候性重症AS、早期介入の効果は?/JAMA(2025/01/31) 「プレハビリテーション」は有効か?~メタ解析/BMJ(2025/01/31) 重大な副作用にアナフィラキシー追加、アルギニン含有製剤など/厚労省(2025/01/31) BRAF V600E変異mCRC、1次治療のエンコラフェニブ+セツキシマブが有用(BREAKWATER)(2025/01/31) 日本における遺伝子パネル検査、悪性黒色腫の治療到達割合は6%(2025/01/31) 成人ADHDに対するさまざまな治療の有用性比較〜ネットワークメタ解析(2025/01/31) 血液検査でワクチン効果の持続期間が予測できる?(2025/01/31) [ あわせて読みたい ] 第4回 特別編 覚えておきたい熱中症の基本事項【救急診療の基礎知識】(2018/07/25) 今さら聞けない薬の作用~系統別にコンパクト解説~(2016/05/11) スキンヘッド脳外科医 Dr. 中島の 新・徒然草(2016/01/14) 診療よろず相談TV シーズンII(2014/07/03) スキンヘッド脳外科医 Dr. 中島の 新・徒然草(2014/01/20)