デルタ株(インド株)の遺伝子変異と臨床的特徴(解説:山口 佳寿博 氏/田中 希宇人 氏)-1423

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2021/08/13

本記事のコメンテーター

山口 佳寿博( やまぐち かずひろ ) 氏

山梨大学 医学部 呼吸器内科 臨床教授

健康医学協会附属 東都クリニック

田中 希宇人( たなか きゅうと ) 氏

日本鋼管病院 呼吸器内科 部長

2019年12月末に中国・武漢で発生した新型コロナ感染症の原因ウイルスを武漢原株(第1世代)と定義する。ウイルスは2.5塩基/月の速度で変異を繰り返し(Meredith LW, et al. Lancet Infect Dis.2021;20:1263-1271.)、2020年2月下旬にはS蛋白614位のアミノ酸がアスラギン酸(D)からグリシン(G)に置換されたD614G株(第2世代、従来株)が発生した。D614G株は変異を繰り返し、D614G株から数多くの変異株が形成されたが2020年の秋…

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