がん患者が思う“自分らしい”生活とは 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2013/09/17 がん患者にとって“自分らしい”生活とは何だろうか。アストラゼネカは11日、「治療のゴール」「治療による後遺症・副作用が日常生活に与える影響」「医療従事者と患者さんの信頼関係・コミュニケーション」などについて、がん患者とその家族、医師、薬剤師、看護師を対象に調査を実施した結果をまとめて発表し、同日付で自社サイト『がんになっても』の新コンテンツとして掲載した。その結果、それぞれの立場で考える、がんの治療のゴールや、がんに罹患してからの生き方、生活に関する意識の違いなどが明らかになったという。 調査は2012年12月にインターネットにて行われた。「あなたらしい生活とは?」の問いに、日本国内のがんとかかわりのある患者とその家族、医療者1477人が回答した。 患者、家族別では、「自分のやりたいことができる/する」が患者では35%と第1位であり、家族も第2位(19%)であった。患者で第2位(21%)だった「普段通り・今と変わらない生活を送る」は、家族では最も多く23%が回答した。患者(20%)、家族(12%)ともに第3位は「治療主体・治る希望を持ち続ける」となった。 また、患者の疾患別に結果をみても、「自分のやりたいことができる/する」が、肺がん(35%)、乳がん(51%)、前立腺がん(27%)いずれも第1位であった。 詳細はこちら プレスリリース がんになっても がんと向き合う1477人の描く「らしい生活」調査 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 早期TN乳がんの術前・術後ペムブロリズマブ、最終OS結果(KEYNOTE-522)/NEJM(2024/09/27) 複雑病変へのPCI、OCTガイドvs.血管造影ガイド/Lancet(2024/09/27) 重症インフルエンザに対する抗ウイルス薬の有効性(解説:小金丸博氏)(2024/09/27) 転移を有するホルモン感受性前立腺がん、ダロルタミド+ADTがrPFS改善(ARANOTE)/ESMO2024(2024/09/27) 日本人治療抵抗性うつ病に対するケタミン治療の有用性~二重盲検ランダム化比較試験(2024/09/27) サシツズマブ ゴビテカン、トリプルネガティブ乳がんに承認/ギリアド(2024/09/27) アミバンタマブ、化学療法との併用でEGFRエクソン20挿入変異陽性肺がんに承認/ヤンセン(2024/09/27) 患者満足度向上対策をクリニックの6割が実施/医師1,000人アンケート(2024/09/27) 肛門扁平上皮がん1次治療、新規抗PD-1抗体上乗せが有用(POD1UM-30)/ESMO2024(2024/09/27)